これは経費で落ちません

もう終わってしまいましたが、NHKのドラマ『これは経費で落ちません!』がすごく面白かったので、本ブログでも何度か書いてきました。

『これは経費で落ちません』は最高だったが・・・

『これは経費で落ちません!』を見て会社も捨てたもんじゃないと思う

『これは経費で落ちません』から日本企業の未来を考えてみる

見逃した方、DVDボックスも出ていますよ!

さて、時間が経ってしまいましたが、やっと原作小説を読みました。

原作もなかなか面白かったです。

芥川賞や直木賞を受賞する作品のような、文章表現が凝っているわけではなく、文体はライトノベル風といっても良いかもしれませんが、逆に読みやすくはあります。

女性が作者だけに、女性のキャラクター設定や描写が巧みですね。

逆に、男性は山田太陽君以外はあまり立ってないですね。
優秀だけど、抜けたところもあって、狡賢さのない素直なキャラは、小説でもドラマでも共通していて、ドラマで重岡大毅(ジャニーズWEST)はうまく演じていたなあ・・・と思います。

一方で、森若さんは多部未華子とは少しキャラがずれるし、ドラマと小説では少しばかりイメージも違う気もしますが、ドラマはドラマで多部未華子さんがしっかり演じてくれていました。

さて、小説ではドラマでは描かれていたなかった、森若さんの家族とか、森若さんのモノの考え方なんかも書かれていて、ドラマの補完としても有用です。

森若さんがモットーにしている「イーブン」の説明も、ドラマではあまりはっきりとは分からなかったんですが、小説を読んで意味がやっと分かりました。

一方で、ドラマではコメディ要素が強かったですが、小説にはあまりお笑いの要素はないですね。ドラマでは男性俳優がしっかり脇を固めていましたが、小説は女性目線で一貫されている感があります。

ドラマの方は、小説をしっかりリスペクトして、原作の魅力を損なわないようにしつつ、ドラマならではの巧みな演出も加えられつつ、俳優さんが独自のテイストも加えながらも、ちゃんと原作を損なわないキャラクターを作っているなあ・・・と改めて気づきました。

経理部門を部隊とした物語なので、地味だし、池井戸潤みたいな巨額不正や陰謀が渦巻いているわけでもないですが、普通の女性が会社で働いていて体験するような出来事や、仕事や私生活の悩みなんかで共感できるところも多そうだなあ・・・と思いました。

みなさんも原作も読んでみてください。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください