昨日のことになりますが・・・
たまたま渋谷に立ち寄りましたが、ハロウィンで大変なことになってました。

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若い人たちは楽しそうで良いですね。

人生の一番いい時は最初にやってきて、一番悪い時は最後に来るってのはつらいよなあ……
もし、人が80歳で生まれ、ゆっくりと18歳に近づいていけたなら、人生は限りなく幸福なものになるだろうに……

マーク・トウェインはそういったそうです。

ちなみに、作家のフィッツジェラルドがその言葉に触発されて書いた短編が『ベンジャミンバトン』です。
映画化されたので、ご存知の方も多いと思います。

同じ土曜日に、この短編を翻訳された都甲幸治氏の講演会に行ってきました。
都甲氏によると、マーク・トウェインの言葉に象徴されるように、アメリカは若さを貴ぶ傾向が強いようで、アメリカ文学にはその傾向が強くあらわれているそうです。
若い時が一番素晴らしく、歳を取るほど人生はみじめになる。

文学とは関係ないですが、ハロウィンのバカ騒ぎは、日本の厳粛な伝統行事にはない若々しさがあるから、こんなに盛り上がるのでしょうね・・・

ベンジャミンバトンの生涯は、必ずしも幸せな描き方ではありませんでした。
主人公に年寄りに生まれて徐々に若返っていくのですが、同じ時間を長きにわたって分かち合える人がおらず、孤独感にさいなまれます。

マーク・トウェインの言葉に立ち戻ると、歳を経るに従い、徐々に「悪い時」の比率が多くなってきている状況で、どうやって「いい時」を確保して、若々しさを保つのか?
あるいは、若々しくなくてもよいので、成熟して良い時間を過ごすのか?
それが僕の当面の課題だったりします。

若いころ、何もわからずバカなことやっていた時代より、当時より少しばかり理性も働き、少しばかり経験も豊富になった現在のほうが、人生を楽しめる部分はあるんじゃないかと思っています。


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