「紀州のドンファン」の話題も、すっかり沈静化した感があります。

結局、死因が究明できていないので、追加で報道するネタもなくなったってことでしょうね。

死因はさておき、遺言状が「故郷である田辺市に全額寄付」ということが判明したという続報は出ています。

【紀州のドン・ファン野崎氏】遺言書発見で新展開! 家政婦に“空白の2カ月間”も…「4000万円もらうことになってる」

さすがに抜け目がないなあ・・・とちょっと感心しました。
ただ、遺言状があっても、妻が申し立てれば遺留分を相続することはできるそうですね。
法律ってヘンだなあ・・・と思います。

今回の場合、親兄弟には相続権がないのに、配偶者にはある。
配偶者が優先されるというのは、西洋文明の特徴なんでしょうが、日本というか、東アジアの場合は、親や子供、兄弟などの血縁を重視します。

さて、2周くらい遅れていますが、紀州のドンファン、野崎幸助氏の自伝、『紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男 (講談社+α文庫) 』を読みました。

報道によると、本の内容の半分はウソとのことですが、そうだとしても、非常に面白い本です。

美しい女性を抱きたい!
そんな欲望を満たすためだけに、一生懸命商売を成功させ、お金持ちになった。

バカと言えばバカなんですが、それを実現してきた男の言葉には、資本主義社会を生き抜く知恵が多数入っています。

例えば、紀州のドンファンと先輩との会話。

「先輩、どうしたらモテるんでしょうか?」
「そりゃあ、金持ちになるに越したことはねぇなぁ」
「どうすれば金持ちになれますか?」
「それは難しい問題だよなぁ。親が金持ちなら簡単だろうけど、お前は違うからダメだ。まずは資本家にならないと資本主義社会で勝ち上がれないと思う。でも、急に資本家になるのは無理だから、種銭となる小金を貯めることだ。ある程度金ができれば金が金を生むようになるから」

あとは、こんなことも仰ってます。

儲かってるものに対して羨望と嫉妬心を持つのが人間の性。儲かっていても決して本当のことはいってはいけない

うーん。
資本主義社会の真実を言い当ててますねえ。

ただ、紀州のドンファンはこの本を書いた影響で、人々の羨望と嫉妬を集める羽目になったことを考えると。手放しで称賛するわけにもいけませんがね。
実践面で問題があったのかもしれないですけどね。

野崎氏本人がどういう人だったのか、もはや分かり様がないですが、有用な教訓が多々入っている本であることには間違いありません。


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