労働者の皆さま、今日も一日ご苦労様です

暑い日が続きますね。
仕事が落ち着いているおかげで、比較的読書時間が取れるようになりました。

『ヒップな生活革命』という本を読みました。
会社の人から勧められたのですが、確かに良い本です。

これまでも書いてきましたが、田園調布に住んだり、高級ブランドに囲まれて生活したり、という生活が全然羨ましくないし、実際いまの若い人はそういう生活に憧れを抱かなくなってるんですよね。
若い世代の、あまり野心を抱かず、ガツガツもせず、「ほどほどで良い」と小さくまとまっている姿を見て、上の世代は「こんなんでいいの」みたいなことを思ったりしています(私は思いません)。
時代が変わったんだなあ・・・と思ったりもします。

さて、本書はアメリカで起こっている、新しいトレンドというか、ライフスタイルというか、そういうものについて語られています。

サブプライムショック以降、アメリカの生活に変化が生まれている。

ハンドドリップの美味しいコーヒー、個人経営のオーガニックなレストラン、地元産・ハンドメイドへのこだわり、レコードへの回帰等々。
そういったトレンドをけん引している「ヒップスター」と呼ばれる人たち。
企業主導の大量生産、大量消費のトレンドから距離を置いた、生活革命の動き。

そういうことが、臨場感を持って語られています。
「こういうライフスタイルがどこまで普及してるんだ?」みたいな疑問はありますが・・・

でも、日本でもこれっぽい動きってたしかに起きてるんですよね。
未読ですが、『中身化する社会』 (星海社新書) という本も同様のトレンドを捉えているものと思います。

一方で、与沢翼みたいな人がメディアで騒がれたり、林真理子の『野心のすすめ』がベストセラーになったり、「セレブ○○の生活」みたいなテレビ番組が放映されたりするのを見ると、日本人ってまだバブル的ライフスタイルから脱せられてないんじゃないか・・・って思たりもしますが。

元々、日本人の価値観って消費に明け暮れたり、豪奢な生活を送ることを是とはしてこなかったと思うのですが、高度成長~バブルにかけて、価値観が変わってしまったんだと思います。

いま揺り戻しが起きはじめているのではないかと思います。
バブリーなライフスタイルを送っている大人を見ても、若い人は「羨ましい」というより「イタい」と思うんじゃないかな?

日本経済がどうなるかは分からないけど、日経平均が3万円を回復したとしても、日本人はバブル期のように浮かれた生活は送らないんじゃないかと思います。

そして、そっちの方が真っ当な生き方じゃないかとも思うのです。


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