あまり旅行記とは言えない旅行記を書いてきました。

【旅行記①】韓国経済の定点観測

【旅行記②】韓国男はナンパなのか?

【旅行記③】慰安婦像を見に行ってきた

海外旅行の際には、訪問地に関する本を持って行って読むようにしています。

今回持って行ったのは、『ハングルへの旅』(朝日文庫)茨木のり子

著者は国語の教科書によく載っている詩人なので、ご存知の方は多いと思います。
この方、実は韓国好きでハングルを勉強していたんですね。
しかも、この本は80年代後半に出ているので、韓国ブームが来るはるか前です。

僕が初めて韓国に行ったのが、1998年でした。
この頃でも、韓国に行く人はまだ少数派でしたよ。
ブームが起きるのは、2002年の日韓共催ワールドカップ以降です。

さて、本書は、著者がハングルを勉強する中で経験した、日本語と韓国語の違い、さらにそこから見えてくる民族性について語られています。
さすがは詩人の著作だけあって、とても言葉に対して敏感なんですよねえ。
同じハングルを学んでいても、普通の人が見落とすようなことをしっかり救い上げている感じです。

当時は、ハングルを勉強する人は、かなりの少数派で、なおかつちょっと変わった人と見られてたんですよね。
そんな環境だっただけに、かなり気張っているというか、韓国に対する日本人の関心の薄さに対するいら立ちのようなものも、本書から感じてしまいます。

実は、本書は以前、韓国に行くときに持参して読んだ記憶があるんですが、あまり内容を覚えてなかったです。
読み直してみて、改めて当時はちゃんと理解できていなかったことが分かりました。

実は、「韓国男性が女性に積極的」みたいなことも、本書に実例交じりでちゃんと書いてあるんですよね。
あと、韓国人は日本人同様、白米を食べるんですが、何故か茶碗はステンレスです。
このことを不思議に思ってたんですが、その理由が本書にちゃんと書かれていました。
何故か記憶に残ってなかったんですが・・・

まあ、色々と日本を考えるヒントになる本でもあります。

そういえば、同じ80年代に出された本で、『ソウルの練習問題』(関川夏央)という本があります。

本書もやはり、気張ってるんですよねえ。
隣国でありながら、隣国への理解の薄い日本人に対する違和感があり、そうした中で、隣国を理解しようともがいている・・・
こっちの方は、韓国人との恋愛も絡んでいるので、より切実感が漂っています。

まあ、この時代から、日韓関係が進歩したのか、退歩したのか、よくわからないところはありますが・・・

いずれにしても、日本や日本人について深く知ろうと思ったら、韓国や韓国人について学んでみると良いと思います。
たとえ反韓・嫌韓であってもね。

ちなみに、本書は朝日文庫から出てますけど、反日的な本ではないので、安心して読んでください(笑)


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