改めて書きますが、年末年始はカンボジアに行ってきました。

2度目のアンコールワット訪問でしたが、この遺跡は実に奥が深いんです。
単純に巨大遺跡の壮大さを堪能するだけでは、その面白さを半分も味わえていないと思います。

アンコールワット

そこで、アンコールワットに行く人は、参考図書を上げておくので、ぜひ事前に予習をしてから行ってください。

『D22 地球の歩き方 アンコール・ワットとカンボジア』

前にも書きましたが、このシリーズは玉石混交ですが、『アンコール・ワットとカンボジア』に限っては、解説が豊富で非常に有用であることを僕が保証します。

『地球の歩き方』は対象エリアによってムラがある

特に、前半に遺跡に関する詳しい説明がありますが、必読です。

『アンコール・ワット 旅の雑学ノート―森と水の神話世界』 樋口 英夫

素晴らしい本です。
神話、建築技術、当時の人々生活、王権の構造、天文学的アプローチなど、様々な視点から遺跡を読み解いていきます。
目からウロコの発見がたくさんありました。
著者のアンコールワットへの愛が感じられる名著。
本書にかけた時間と労力を考えると、全然ペイしてないんだろうなあ・・・
でも、こういう本が出されているとは、日本は捨てたものではない。

『アンコール・ワット―大伽藍と文明の謎』 (講談社現代新書) 石沢 良昭

1996年に出た本。
タイトルと内容はちょっとずれていて、遺跡の解説よりは、アンコール王朝の歴史の解説のウエイトが高いです。
いずれにせよ、勉強になることには間違いありません。
ただ、最近の研究成果も踏まえて、最新版を出してほしいなあ・・・

『アンコール詣で』 (中公文庫 C 25) ピエール・ロティ

『お菊夫人』等の著作で有名な、ピエール・ロティの著書。
芥川龍之介の『舞踏会』でも、この著者のことが出てきますから、昔の人と言ってよいでしょう。
彼もアンコール遺跡に行ってたんですよね。
知識として勉強になるわけではないですが、文章が美しく、当時のフランスの作家が現地で何を思い、何を書いたのか?
という点が興味深いです。

若いころは体験そのものが重要ですが、ある程度歳を取ったら、旅の前は予習、戻ってきたら復習というのが、旅を有意義なものにするための秘訣ですよ。


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