まだ海外旅行中です。

バックパッカーのバイブルと呼ばれている(いた)『地球の歩き方』ですが、情報の不確実さから「地球の騙し方」「地球の迷い方」なんて揶揄されることがあります。

実は、僕は『地球の歩き方』の編集や執筆に携わっている人と何人か面識があります。
『地球の歩き方』で採算が取れているのは、一部の人気地域だけで、マニアックな国はたいてい赤字なんだそうです。
低コストで編集しなければならないので、どうしてもクオリティに限界があるそうです。
マニアックな国になればなるほど、独自の取材も必要になるから、費用対効果も悪くなるんですよね。

そう言えば、版元のダイヤモンドビック社は、元々格安航空券を販売していて、若者の海外旅行を促進するために、副業として(?)ガイドブックを出版したんだそうです
当初は「航空券を売る」というのが目的だったんですよね。

話を戻しましょう。
下請け会社が低コストでガイドブックの制作を委託されているのですが、それだけに編集者やライターの知識や情熱に負うところが多く、クオリティすごい差があるのです。
同じブランドを課したガイドブックとは思えないほど、質にはバラツキがあるんですね。
ダメな方は、敢えて挙げません。

今回使った、『アンコールワットとカンボジア』はとても良いガイドブックでした。

カンボジアの観光地があまりないせいもあるかもしれませんが、カンボジアの文化に関してかなり詳しい解説があります。
アンコール遺跡については100ページくらい割かれています。
内容も専門的だなあ・・・と思っていたら、大学教授の方が執筆されていたりしたんですね。
1997年の時からかなり詳しかったですが、その伝統は継承されてるんですねえ。
クメール文化に対する愛に満ちたガイドブックです。

ちなみに、いまの僕にとっては、ホテルやグルメ情報はガイドブックには求めてません。
宿はネットで予約すればよいです。
グルメも同様です。特に行きたい店がない場合は、現地をふらふら歩いて、現地人でに賑わっている店に入れば、まず外れはありません。

僕が重視するのは、現地の歴史や文化の詳しい情報で、ガイドさんの代わりになるような情報です。
「ガイドブック」というくらいですからねえ。

そういう意味では、『ロシア』も優れています。

別のエリアの編集に関わっている人に聞くと、ロシアオタクが作っているそうです。
読んでいて、愛が感じられますからねえ。

そんなわけで、同じ『地球の歩き方』でもクオリティや内容はエリアによって違うので、内容を見てから買うことをオススメします。
といっても、マニアックなエリアは一択になってしますが・・・

ちなみに、英語が読めるなら『Lonelt Planet』という最強のガイドブックがあります。
こちらに関しては改めて。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください