最近、美術館に足しげく通うようになると同時に、美術の勉強も平行しています。
絵を描くとかではなく、歴史や文化を勉強しているってことですが・・・

芸術は観て、聞いて、感じるもので、勉強して理解するものではない。
そんな意見もありますが、半分正しくて、半分は間違っていると思います。

特に西洋美術は、歴史、文化、聖書、ギリシア神話を理解していないと、深く理解できないんですよね。

今回読んだのは、『ファッションから名画を読む』(深井 晃子)

ファッションから名画を読み解いて、作品の意味や当時の社会背景を洗い出した本です。
これまでありそうで、意外になかった本です。

著者は、服飾・美術研究の第一人者で、キュレーターとして展覧会も企画されている方です。
こういう本を書くには非常に適した方なんですよね。

フェルメールの「青いターバンの少女」のターバンや耳飾りが、当時のオランダの交易で栄えた様子をあらわしているとか、真珠の耳飾りが現実よりも大きく描かれているとか・・・読んでいて発見がありました。
モナリザがどうして黒い地味な服を着ているのか? といったあまり気づかないような疑問が提示されていたりしてハッとさせられたりしました。

本筋からズレますが、昔はマンションは上層階ほど家賃が安く、貧乏人ほど上の階に住んでいたという話題がありました。
エレベータがなく、上り下りが大変だというのがその理由なのですが・・・
昔の欧米の小説を読んでいると屋根裏部屋に住む貧しい人たちの話が出てきます。
現代との社会環境の違いを理解することで、主人公の置かれた状況や気持ちも良く理解できるようになると思います。

まだまだ知らないことがたくさんあります。
これから時間もできるので、ゆっくり勉強したいと思っています。


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