1. 昨日、ニッポンという国に期待しすぎない方が良いという記事を書きました。

バブル崩壊と、新興国の成長により、いまや日本は「世界に冠たる経済大国」ではなくなってしまいました。
「そこそこ発展した先進国のひとつ」くらいの位置づけでしょうか?

経済力が世界一でなくても、幸せに生きられれば良いと思います。

でも、「先進国の中では、日本の幸福度は低い」ということが言われています。
実際、幸福度ランキングを見ても、日本の幸福度は、すごく低いわけではないけど、先進国の中では低めです。

『幸福途上国ニッポン 新しい国に生まれかわるための提言』(目崎 雅昭) という本を読みましたが、日本の幸福度が低いことの理由が良く分かりました。

本書の著者の目崎雅昭さんは、あまり有名ではないようですが、面白い経歴を持った方です。

慶應義塾大学を卒業し、デリバティブトレーダーとして活躍。
金まみれの世界に嫌気がさし退職。
世界100ヶ国以上へ10年近い歳月をかけた旅に出る。
その後、ロンドン大学にて社会人類学の修士を取得。

僕自身もモデルにしたい経歴ですよ。
さて、こういう人なだけに、自分の経験と、統計データをうまく結び付けて、説得力のある議論が展開されています。
(後半は著者の主張が先走っている感はありますが)

さて、日本の幸福度が上がらない理由として、
・寛容度が足りない
・個人の選択肢、自由度が足りない
といったことが挙げられてます。
意外性はないですけど、たしかにその通りだと思いますね。

著者が日本が幸福な国になるために「社会個人主義」を提唱されています。

  1. 地方分権
  2. 個人に寛容な社会
  3. 女性の自立意識
  4. 対話中心の社会
  5. 社会とのつながり体験

これって、日本が実現しようとしていて、なかなか実現できていないところのように思えました。

著者は、欧州型の社会モデルを目指しているように見受けられましたね。
僕自身も、欧州(北欧、西ヨーロッパ)は先進国の中での幸福な社会のモデルではあると思いますがね。

なお、この本を知ったのは、『そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか』(山口揚平)で紹介されていたからです。

こちらのレビューも下記に書いておりますので、参考にしてください。

会社を辞めた後、好きなことをして食べていくのに役立つ本を紹介しようじゃないか


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