遅ればせながら、『ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法』を読みました。

この本、「日本一有名なニート」「スーパーニート」と言われる、アルファブロガーpha氏の処女作です。
京大卒という高学歴であることも注目を集めていますね。

phaの日記

なぜ読んだかと言うと、本書は、一種の若年セミリタイア本じゃないかと思ったからです。

実際にそうでした。

会社を早々に辞め、著者はニート生活に入ります。
でも、経済的にはしっかり自立しているんですよね。

プログラミングやアフィリエイトで最低限の収入を得て生活している。
ギークハウスというシェアハウスを発案してます。
著作もすでに3冊あるし、たまにテレビにも出演されているようですね。

ニートというには、積極的にいろいろやっています。
ただ、お金を稼ぎたいとか、より有名になりたいとか、そういうことは考えていないんですよね。
最低限でいいと考えて、そういう生き方をしている。

でも、こういう生き方は、著者が能力があるからできている部分もあるんじゃないかと思います。
そういう意味では、たとえニートだとしても、「積極的なニート」であって、一般的なニートがこういう生き方ができるわけでもないんですよね。

こういう人を見ていると、生き方や考え方には共感はしつつも、「結婚して家族を持ったらどうするのか?」「老後は大丈夫か?」みたいな心配もするわけですが・・・

著者は結婚はしないし、家族を持つつもりもないと言っています。
老後みたいな先のことは考えられないみたいなことも言っています。

こういう生活がサステナブル(継続可能)かはよくわかりませんが、現代的な生き方の一つだとは思います。

ちなみに、著者はインターネットの存在をかなり重視していますね。
ネットで情報を取るだけでなく、人脈を形成したり、お金やモノをやり取りして支えあったりしている。
僕としては、ネットを過大評価しすぎているようにも見えますけど、彼、そして彼ら世代にとってみれば、不可欠のツールなんでしょうね。

とはいえ、著者はすでに37歳です。
彼が今後どういう人生を送るのか、ゆるくウォッチしたいと思います。

なお、セミリタイア的な生き方として、他に参考になるのは下記の書籍です。
(厳密な意味でセミリタイア本ではないですが)

前者は、親から引き継いだ不動産の収入(年間100万円)で楽しく生きる方法を模索する。
後者は、週休3日の飲食店を経営して、自分のライフスタイルを貫いて生きる。

僕の年齢がこちらの2冊の著者に近いこともあって、親近感が湧くのはこっちの2冊です。

ただ、『ニートの歩き方』みたいな生き方を選択する人が、今後は増えてくるんだろうな~と思います。

良く考えてみると、中年ニートで、フルタイムで働く意思がないのであれば、それはセミリタイア(アーリーリタイア)と同じことかと思います。
もちろん、自立していることが条件となりますが。

にしても、「彼らと比べると、僕はまだまだ欲深いなあー」と思いますね。
そうでなければ、とっくの昔にリタイアしているでしょうけどね。

しかし、本を出版している(しかも結構売れている)時点で、すでに勝ち組ですよね・・・


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