読書2

久々に書籍レビューです。

『GAFA next stage 四騎士+Xの次なる支配戦略』(スコット・ギャロウェイ)

この著者の前作『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』は読んでいましたし、本ブログでも少し触れたのですが、ちゃんとレビューはしてなかったですね・・・

アマゾンプライムデー祭り。でも、必要ないものは買わない

ここでは、新しい本の方をレビューをしたいと思います。

Amazonのレビューで批判的なものは「GAFA(Google, Apple, Facebook, Amazon)についてあまり書かれていない!」というのがありましたが、本書の原題は『Post Corona: From Crisis to Opportunity』なので、GAFAに関する本ではないんですよねぇ……

もちろん、GAFAについても、少なからずページは割かれていますし、論点も鋭く、しっかり整理されています。

前作が日本でもベストセラーになったので、続編かのように誤認させる邦題を付ける気持ちもわからんではないですが、ちょっと誠実さに欠けているんじゃないかと思いますね。

本書は、特段に目新しいことが書かれているわけではないのですが、コロナ後の社会(主にアメリカ)がどうなるかを、俯瞰的かつ緻密に語られていて、頭の整理になりました。

コロナによって、企業は勝ち組と負け組が鮮明化したが、ポストコロナ社会は、生き残った勝ち組企業が市場を支配する。
そして、人々は、そうした企業から搾取され、貧富の差はさらに拡大していく……

みたいな話です。

以前であれば、独占的な企業は政府によって解体されてきたが、いまや政府にその力もないし、税制面でも勝ち組企業が優遇される実態から逃れられることはない……

アメリカほどではないですが、日本も同様の変化が着々と進んでいますよねぇ。

そういう意味では、読む価値のある本だと思います。

 


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