スーパー歌舞伎ワンピース

遅ればせながら、観劇レビューです。

先々週、東京に行っていたのは、実は『スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース』の観劇が主目的でした。
出張はオマケです(!?)。

本作は、大当たりを取っていて、実際に観に行った友人も、「すごい面白かった!」と言ってました。
当初は、原作の世界がかなりぶっ飛んだ感じで三次元で演じられているということで、賛否両論ありましたけどね・・・

「原作レイプ」という揶揄の言葉がありますけど、本作に関しては、最初以外にこの不名誉なレッテルを貼られることはなかったですね。

さて、過去にシネマ歌舞伎の方のレビューを書きました。

シネマ歌舞伎『スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース』は強烈なエンタメ大作(1064本目)

これまもかなり面白いと思ったこともあり、リアルで観てみたい!
とかねてから思っていました。

本当は10月に観たかったんですが、チケットが取れなかったんですよね。
三階席で良いかなあ・・・と思ってたんですが、早々に売り切れてしまってました。

一等席の前から4場目(ただし、花道とは逆の端の方)の席に空きがあったので、迷わず抑えました。

そうこうするうちに、ルフィハンコック役の市川猿之助が、骨折。
尾上右近の代役になりました。

劇場で2,000円のキャッシュバックがありました。
良いことではあるのですが、告知が不十分で、観劇した人で気付かなかった人もいたんじゃないかと思われます。

さて、作品の方ですが・・・

超一級のエンタ-テイメント作品でした!

スーパー歌舞伎ワンピール2

長時間ながら、ジェットコースターのような展開で、退屈しないですね。
古典歌舞伎は進行が遅いので、現代人が見ると、正直、退屈なところも多いんですけど、本作は歌舞伎の面白いところを残し、変えるところはしっかり変えてきていて、現代人が普通に観ても、十分に楽しめるエンターテインメント作品になっています。

スーパー歌舞伎ワンピース3

歌舞伎の定番の長い幕間にも趣向が凝らされていて面白いです。
ディテールへのこだわりと、「とことん楽しませてやろう」という気概が伝わってきます。

実は先代の猿之助のスーパー歌舞伎も鑑賞しましたけど、さらにパワーアップ、進化しています。

ちょっと難点も指摘しておくと、第2幕まで、畳み掛けるように次から次へと度肝を抜くような展開があったんですが、第3幕で少しペースダウンしてしまった感があります。
このテンションを3幕まで維持するのは難しいと思うんですが、3幕に盛上りのピークがくるような演出がされていたら完璧だったと思います。

それでも、高いお金払っても観る価値のある作品であることには間違いない。
四代目市川猿之助と同時代を生きている幸せに預かっている現代日本人は是非本作を観るべきだと思います。

ちょっと大げさだったかな・・・


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