コッペリア01

新国立劇場でバレエ『コッペリア』を観てきました。

日本国内でのオペラ、バレエの鑑賞はもっぱら新国立劇場ですが、、、

① 値段の割にレベルが高い
② 座席が細かく割れていて、後ろの席は安値でチケットが買える
③ 国立劇場の会員(あぜくら会)は先行予約できる

という理由からです。
③ですが、新国立劇場には「クラブジアトレ」という、独自の会員制度もあるんですが、年会費が多少高い(4000円)と、割引率がさほど高くないので、入っていません。

さて、今回の公演について。

『コッペリア』のストーリは、人が人形に恋愛感情を抱くという、実に現代的(?)なテーマが軸になっています。
19世紀のドイツロマン主義の作家、ホフマンの『砂男』を換骨奪胎して、新しい物語として構成されたもの。
原作は悲劇的ですが、本作はコメディタッチの軽快な作品です。

人口知能だの、ロボットだの、2次元萌えキャラだの、ラブドール(!?)だの、現代は色々技術も進化して、だいぶ環境は変わっていますけど、「人が人工物を愛する」という状況はむしろ加速していると言えそうです。

鑑賞していて、現代的だなぁ! と感心してしまいました。
踊りも、なんか「萌え!」な感じで、オタク受けしそうなバレエです。
もちろん、僕も好きですけどね(笑)。

主役のスワニルダ(+コッペリア)を演じるのは小野絢子さん。
前も書いた通り『ドンキホーテ』を観てファンになりました。
『シンデレラ』ではあまりピンと来なかったけど、やっぱり上手いですね。

新国立劇場の「ドンキホーテ」は完成度が高いバレエの名作だった

バレエ「シンデレラ」@新国立劇場 良作ではあるけど名作とは言えないかな

フランツ役の福岡雄大さんもうまくて、見ごたえありました。
背も高くて、イケメンで、僕が女性ならポーッとなったと思います。

舞台セットはシンプルで、あまり豪華ではありませんでしたが、踊りの方でしっかり魅せてくれていた感じです。
25分の幕間も含めて、公演時間はちょうど2時間。
ちょっと短く感じましたねえ。

ちなみに、この作品に対しては、「(踊りが)寄せ集めで統一感がない」「革新性に欠ける」みたいな批判もあるようです。
でも、時代が一巡して、むしろレトロな新鮮さを醸し出しているように思います。
僕は好きですね。

コッペリア02


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