昨日、たまたまチケット売買サイトで歌舞伎座の「壽 初春大歌舞伎 午後の部」が定価以下で売られていたので、すかさず購入して、本日行ってまいりました!

翌日の平日の昼間のチケットが突然手に入っても行けてしまうのが、無職の良いところだなぁ~
としみじみ実感しています。

ちょうど、今日が千穐楽だったんですよね。
ちなみに、「千秋楽」と書かないのは、「秋」に「火」という字が入っており、火事を想起させて演技悪いからだだそうな。
千穐楽と言っても、別の日と演出が違ったり、挨拶があったりするわけではないのですがね・・・

歌舞伎座12

やっぱり、歌舞伎座は華やかですねえ。
外観のきらびやかさだけでなく、後部の座席からでもステージが見えやすくなっていたりと、国立劇場なんかと比べても工夫されている感じがします。
あと、ステージが横に広くて、3階席からパノラマ的に見えるので、安い席でもさほど悪くないんですよね。
もちろん、ステージは多少遠くなりますがね。
今回取れたのが、3階A席で、定価が6000円の席です。
さらに後ろの3階B席が4000円で、ここが一番安いです。

16:30開演なので、会社員は休みとるか、仕事をさぼらない限り行けないと思うんですが、結構、現役世代もいましたよ。
中には、着物を着ている女性も。
東京には平日から観劇できる人たちがたくさんいるんですねえ・・・

歌舞伎座11

閑話休題。

公演のレビューです。

  • 井伊大老
  • 越後獅子
  • 傾城
  • 秀山十種の内 松浦の太鼓

正月の公演にしては地味だなあ・・・というのが全体の感想です。

「井伊大老」は、井伊直弼暗殺前夜の物語。
娘の死や夫婦愛が描かれます。
淡々としていて、寂寥感が漂う作品です。
井伊直弼を松本幸四郎が演じるのですが、ハッキリした顔だちのせいか、幸四郎って何を演じても幸四郎だなあ・・・という感があります。
別にけなしているのではなく、存在感があるという意味です。

「越後獅子」と「傾城」は舞踊。
この二つは正月にふさわしいですね。
ホンネを言うと、日本の舞踊の良さがイマイチ良く分からないんですよね。
バレエやストリートダンスなら技の凄さやアクションを堪能できます。
でも、日本の踊りはどこを楽しんで良いのか良く分かりません。
そんな僕でも、玉三郎の凄さは良く分かります。
今回の傾城も凄かった。
66歳の年齢にして、美女の花魁を全く違和感なく演じてくれます。
しかも、色香と気品の両方が漂っている。
まさに、芸の境地です。

「秀山十種の内 松浦の太鼓」は忠臣蔵の外伝と言ってよい物語。
「年の瀬や 水の流れも 人の身も」という発句に対する「明日待たるゝ その宝船」という付句を鍵に進んでいきます。
最初は、初見だと思っていましたが、NHKの番組で観た記憶があります。
正月よりは年末向けの演目かなあ・・・と思いました。
『半沢直樹』を観たときからの感想ですが、片岡愛之助って演技が独特で大仰ですよねえ。
僕自身は、彼の演技はあまり好きではないのですが、独自路線を確立していて、舞台映えするのも事実です。

安い席とは言え、観劇が続いていて、お財布状況が気になるところです。
でも、収入が無くなったからと言って、やりたいことをガマンするのは本末転倒だと思うんです。
やりたいことをやるために会社辞めたんですからねえ・・・

歌舞伎座13


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