ロメオとジュリエット01

今年はシェイクスピアの没後400年です。
興味のない人は気づかないかもしれませんけど、演劇界ではいろいろなイベントやっています。

新国立劇場では、バレエ『ロメオとジュリエット』をやっています。

この前のドンキホーテで小野絢子さんのファンになりました。

新国立劇場の「ドンキホーテ」は完成度が高いバレエの名作だった

今回の公演でも小野さんは出演されていたのですが、日程が合いませんでした。
ジュリエット役は、新国立劇場プリンシパルの米沢唯さん。
小野絢子さんほどの圧倒的な存在感はないのですが、踊っている時の姿が美しい、演劇的な才能のある方と見受けられました。
小柄で華奢なんですが、逆にジュリエット役には良くはまっていたかと思います。

原作では、ロミオは16歳、ジュリエットは14歳なんですよね。
当時は普通だったのかもしれませんが、現代では青少年保護育成条例に触れてしまいます。
そんなわけで(?)演劇なんかでは、ロミオ18歳、ジュリエット16歳と設定されることが多いそうです。
いずれにせよ、あまりにも発育が良すぎる体型だと違和感があります。

でも、米沢さんはすでに29歳なんですよね。
まあ、それは良いでしょう。

ロメオ役はキャスト変更があり、ワディム・ムンタギロフ氏になりましたが、身長差がかなりありました。
でも、踊っているときは違和感はなかったです。

シェイクスピア劇というのは言葉が命のところがありますが、それをノンバーバルのバレエに仕立てるというのはかなり挑戦的だなあ・・・と思います。
ストーリーは踏襲しているけど、舞台劇とは違う作品として捉えた方が良いかもしれませんね。

ロミオとジュリエットの物語って、現代からするとあまりリアリティのないところがあるのですが、本作は舞台も衣装も美しいし、演出も凝っていて、十分楽しめました。
特に、第三幕は感動的でした。
ロメオとジュリエットの死が描かれる最終幕なんですが、これが実に美しいのです。
米沢さんの演劇性もうまく活かされていました。

正直、前半はちょっと退屈なところもあって、作品世界に没入しづらかったところもあるのですが、徐々に入り込んでいけました。
もちろん、演出やダンサーの実力に負うところは大きいのですが、400年前の作品が現代人をも感動させるって素晴らしいことですね。

さて、ちょっと余談ではありますが、新国立劇場って4階まであって、かなり天井も高いのですが、設計上、座席の傾斜が甘いところがあります。
席によっては、前の人の頭に隠れて舞台が見渡せないこともあります。
特に、真ん前に背の高い人が座っている時。
もうちょっと見やすい設計にして欲しいなあ。

ロメオとジュリエット02


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