花金(死語?)ですね。
僕にしては珍しくお出かけです。
(いつもは残業しているか、家に帰ってテレビ観てるか)
『Wonderful Clunker -素晴らしきポンコツ-』@ZEPPブルーシアター六本木
いかにもリア充的ですよ!
さて、この舞台は何と言えばいいんでしょうか?
ネットでは「ダンスエンターテインメント」と表現されているようです。
出演は、s**t kingz(シットキングズ;シッキンと読んだりもするようです)
原作は、ヤマザキマリ
えっ。この組み合わせなの?
という感じです。
s**t kingzはストリートダンスの大御所で、アメリカのダンスコンテストで2年連続で優勝している実力派。
一方、ヤマザキマリは『テルマエロマエ』の原作者。
トイレをテーマにした(?)物語で、前半の後半(分かりにくい表現ですが)で例によって、古代ローマにタイムスリップします。
しかも、トイレからトイレへ。
テルマエロマエの二番煎じ感満載ですが、この作品はストーリーはさほど重要ではありません。
(ヤマザキマリさんスミマセン)
メインはやっぱりs**t kingzのダンスですね。
参考までにトレーラー動画を貼っときますね。
チームメンバーは4人で、出演者も4人だけ。
ダンスを主体とする作品だけに、演じる方はかなりヘビーなんじゃないでしょうか?
もちろん、間に踊り以外のシーンもありますけどね。
やはりダンスのレベルは非常に高いです。
ソロはそれぞれ個性があるんですが、全員で踊る時はピッタリ揃っています。
たぶん、チームとしての結束力も高いんでしょうね。
ミュージシャンもダンサーも、時間が経ったり、有名になったりすると、それぞれの志向がズレていって解体してしまうことも多いですが、s**t kingzは10年近く活動しています。
実力はもちろんですが、継続が力になってるところもあるんだろうなあ・・・と思います。
ハイレベルなダンスを苦も無く自然に踊っているように見えますが、舞台から通路に降りて僕の横を通った時はみんな汗だくでした。
やっぱりプロは違うなあ・・・と思いました。
舞台が古代ローマで、音楽とダンスがストリート系(R&BやHIPHOP)で、演じるのが日本人という、実にハイブリッドな不思議なステージでした。
お客さんは8割がた女性。
途中の休憩は女子トイレが激混みでした。
ダンスの生徒さんも多いのか、舞台と客席の一体感があって、みんなで盛り上げている感が良い感じでした。
やっぱりリアルに公演に行く醍醐味はこういうところにあると思います。
余談ながら、ZEPPブルーシアター六本木の入り口はヒルズが背景になっていて綺麗です。