梅雨入りしましたが、良い天気でしたねえ。

久々に歌舞伎座行ってきました。

歌舞伎座

6月は、『義経千本桜』を3部制でやっています。
だいたい、歌舞伎座は2部制なのですが、三段分を一日でやってしまおうという趣向のようです。

その分、チケットも安めなんですよね。

最初は行く予定はなかったのですが、チケットキャンプで第2部の「いがみの権太」の3階B席の一番前の席が、3000円→2000円で出ていたので買いました。

このサイト、たまにチケットが格安価格で出ています。
公演直前のものが多いですけどね。

ただ、このチケットキャンプ、チケットの送料が510円、決済手数料324円取られます。
結局、定価よりちょっと安いくらいでした。
料金体系が事前に見えづらいので、決済の段階で「あれっ?」てなることが多いんですよね。
この辺は、ちゃんと開示してもらいたいものですね。

まあいいでしょう。

さて、この『義経千本桜』。
『仮名手本忠臣蔵』『菅原伝授手習鑑』と並んで、義太夫狂言の3大名作の1つとされています。

それだけ定番の演目なんですが、初心者には意外に取っつき難いところがあります。
まず、タイトルに反して、主人公は源義経ではありません。

Wikipediaによると、

源義経の都落ちをきっかけに、実は生き延びていた平家の武将たちとそれに巻き込まれた者たちの悲劇を描く。

とあります。

タイトルにある本人は主役ではなく、周辺の人たちの物語を描くというのは、最近では『桐島、部活やめるってよ』がありますね。

さて、第2部の「いがみの権太」が第1部、3部と比べると地味かな・・・と思います。
そのせいかわかりませんが、歌舞伎座にしては珍しく、空席がポツポツでてました。

「小金吾討死の段」の大立ち回りは見ごたえありますが、全体的には人間ドラマがゆったりと進んでいく感じです。
現代からすると、かったるいところもありますが、こういうのをゆったりと楽しむのが大人のたしなみなんだろうなあ・・・と思います。

主人公の伊神の「いがみの権太」は松本幸四郎が演じています。
権太はどうしようもないごろつきで、道行く旅人から金を奪ったり、父親がかくまっている平維盛を金のために売ったり・・・みたいなことをします。
権太の行動が、実は色々裏で色々な人物がつながっていて・・・みたいなところなので、物語の流れを見失わないように注意しないと、置いて行かれます。
で、悪者だと思っていた権太が実は・・・というオチなんですが。

歌舞伎の物語にありがちな、ムリがある展開になっています。
現代人からすると、主人公の行動が受け入れられにくいところもある。

でも、じわっとさせられる物語であります。
江戸の庶民になったつもりで物語の世界に没入すれば、贅沢な時間を過ごせると思います。

いがみの権太


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