昨日のことになりますが、シルク・ドゥ・ソレイユ(Cirque du Soleil)「トーテム」(TOTEM)を観てきました。

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一昨年に「オーヴォ(OVO)」を観て以来の2作品目となります。

行くか行かないか迷っていましたが、チケットが直前に格安で手に入ったので、行ってきました。
公演開始早々、チケットが売れ残ってるんだろうか??
と思いましたが、会場はほぼ満席でした。

春節の時期なので、お台場には中国人がたくさんいましたが、もしかすると、中国の景気減速で、中国人旅行者のキャンセルが出たのかも・・・と邪推してしまいました。

さて、公演の方は・・・
コスチュームも生演奏も相変わらず素晴らしいです。
地面にプロジェクションマッピングを使った舞台装置は、前回になくて新しいと思いました。

でも、「オーヴォ(OVO)」と比べるとスケールダウンした感があります。
もちろん、あっと言わせるような華麗な芸はいくつかありましたが・・・
それも「オーヴォ(OVO)」ほどではなかった気がします。
「TOTEM」というタイトルに沿って、人類の進化をテーマに、展開していくのですが・・・
途中で、随所に現代の場面が挿入されていて、芸の流れが遮られてしまいます。
ストーリ上、意味があるのかもしれませんが、少なくとも僕にはその必然性が分からなかったですね。
それらが見ごたえがあれば良いのですが、時間稼ぎ的な感も無きにしも非ず。

とはいえ、はじめてシルク・ドゥ・ソレイユを観る人、あるいはシルク・ドゥ・ソレイユであれば、全て見たいというコアなファンには良いかもしれません。

そう言えば、「EMPIRE」のように、シルク・ドゥ・ソレイユに対抗するような、独自の世界観とストーリ性を持った、芸術的なサーカス作品もいくつか出てきています。
それらが切磋琢磨して、レベルの維持、向上ができれば、新しい舞台芸術の分野として市場が出来てくるのではないかと思います。

今回については、私だけの感想ではなく、他の来場者も「だんだん二番煎じっぽくなってきたねえ」みたいなことを話していました。
来場者も増え、大きな市場ができているだけに、新しい冒険ができなくなっているのかもしれません。
そういう意味では、シルク・ドゥ・ソレイユも「イノベーションのジレンマ」に陥ってしまっているのかもしれません。

僕としては、本家であるからこそ、絶えざる革新を続けて行ってもらいたいのですが・・・

そういえば、お膝元のラスベガスで見ると、日本の公演がかすんでしまうくらい凄いと聞きます。
本当は、現地で観ないと、エラそうなことは言えないのかもしれませんね。
ラスベガスで観たいなあ・・・

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