新春浅草歌舞伎に行ってきました。
この新春浅草歌舞伎、若手役者の登竜門とも呼ばれています。
会場の浅草公会堂は歌舞伎座と比べて豪華絢爛さはないですが、お値段もリーズナブルで気軽に行けます。
2階ロビーから浅草寺が見えて、なかなかいい雰囲気ですよ。
若手中心と言っても、実力派が多く、十分楽しめると思います。
通の人が観るとどうかはわかりませんけど、少なくとも僕が見る限りはしっかりした内容だったと思います。
僕は、第2部の「毛抜き」「義経千本桜」を観に行きました。
両方とも、生で観たことなく、観たいと思っていた演目なので、ちょうどよかったんですよね。
第1部も観たかったけど、新春浅草歌舞伎自体が初めてだったので、第2部だけ行くことにした次第。
今回上演の、義経千本桜の川連法眼館の場は、僕のようなあまり詳しくない人でも楽しめるので、初心者にはオススメの演目です。
特に、後半の狐が姿を表して・・・というところは、 アクロバティックで派手な所作が多いので、何も知らずに見ても楽しめますよ。
それにしても、義経千本桜は「日本人のココロ」をうまく表現した作品だと思いますよ。
歴史的には「敗者」である義経にフォーカスしている。
人と動物を分け隔てなく扱う、
親子の縁を尊ぶ。
etc.
新年気分もこの連休で終わりでしょうかね・・・
正月気分を脱して、明日から頑張りたいと思います。