週末になってやっと晴れるかと思いきや、さほど天気は良くないですね。

さて、今週は東京五輪のエンブレムの白紙撤回で色々と揉めましたね。
パクリとオリジナルの違いってなんだろう?
といろいろ考えてしまいます。
撤回後、専門家の解説を見て、改めて佐野研二郎案の意義を理解しました。
類似例はあったとは言え、採用されたエンブレムはオリジナルなものであり、採用されるに相応しいものだったと思います。
一方で、エンブレムの展開例やトートバックのように明らかに画像が盗用されたものもあるし、彼の作品にはとてもオリジナルなものとは見なせない作品も多々あります。
こちらは、言い逃れはできないと思います。

さて、話は変わりますが、、、
というかこちらが本題なのですが。
「伝説の洋画家たち 二科100年展」に行ってきました。
CIMG2660

伝統ある公募展である「二科展」の過去100年の作品をピックアップしたもので、CDで言えばベスト盤のようなものです。

さすがに見ごたえがありましたが、実は僕は日本の洋画はあまり認めていません。
西洋絵画と比べて独自性に欠けると思っており、そうであれば西洋絵画を観た方が良いと思うからです。
むしろ、近代でも日本の伝統を受け継いだ絵師・画家の方が創造性を発揮できていると思います。
例えば、川瀬巴水、河鍋暁斎、小林清親といった方々です。

さて、展覧会ですが「ルノワールっぽいな」「マチスの影響が強いな」みたいな作品も結構あって、それはそれで良い作品だったりするのですが、オリジナリティに欠けているものも多い。
そうした中でも、現在でも名を残している、東郷青児、藤田嗣治、佐伯祐三、岡本太郎、古賀春江といった人の作品は、明らかに他とは違うんですよね。
西洋の画家の影響を受けつつ、独自の世界を構築している。
特に、岡本太郎は誰にも似てなくて、オリジナリティが際立ってます。
僕自身は岡本太郎は特別好きではないのですが、そこは認めざるをえません。

歴史的な位置づけの中で、オリジナルなものだけ評価され、残ってていくんだな・・・と納得できました。

もしかすると、デザイナーとして佐野研二郎氏のキャリアは先がないのかもしれませんが、彼が本物のデザイナーかどうかは、自ずと歴史によって証明されるんじゃないかとも思いました。
もちろん、デザインと芸術は異なりますが。

最後に。
東京芸大の学生が、自作の山車を引っ張ってパレードしてました。
さすが芸大だけあって、不思議なオブジェが盛りだくさんです。

CIMG2656

将来が楽しみです。


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