ゴッホとゴーギャン展:東京都美術館

この二人の画家は日本人に人気があるので、混雑しているかな・・・
と思って、開館直後に行きました。

思ったほどは混雑してなかったですが、時間がたつにつれてお客さんが増えてきたので、朝イチに行ったのは判断正しかったですね。

さて、ゴッホとゴーギャンというのは、ゴッホの一時共同生活を送り、その後関係が破たん。
それがゴッホを狂気に追いやるきっかけになったといわれています。
本展覧会はそこに留まらず、ゴッホとゴーギャンという2人の巨匠が、どういう変遷を辿り、どう影響を与え合ったかがわかります。

ゴッホとゴーギャン01

ただ、並べてみると作風はかなり違うんですよねえ。

ゴッホとゴーギャン02

生き方もしかりです。

ゴーギャンがタヒチや中南米など、世界を広く放浪してきたのと比べて、ゴッホの移動範囲は西ヨーロッパの一部に留まっているんですよね。
移動距離の問題だけでなく、内面と世界とのかかわり方の違いを象徴しているように思います。

ゴッホの死後、ゴーギャンがタヒチにひまわりの種を持ち込んで、それを育てて、描いたというエピソードは初めて知りました。
ゴーギャンの方はゴッホの影響をあまり受けてないと思っていましたが、ゴッホの存在はゴーギャンにとっても大きかったんでしょうねえ。

作品点数は少ないですが、質はかなり高いです。
あと、ゴッホとゴーギャンが影響を受けた画家の作品なんかも、展覧会の文脈の中でしっかり位置づけて展示されている点も良かったですね。

作品の質だけでなく、企画内容もしっかりした骨太の展覧会でした。

ゴッホとゴーギャン展:東京都美術館

展示品の質 ★★★★★ 良作ぞろいです。
展示数 ★★★☆☆ 約60点と少ないです。
雰 囲 気 ★★★★☆ 特段の演出はないですが、雰囲気は良いですよ。
演出&解説 ★★★★☆ 丁寧で、ゴッホとゴーギャンのたどった人生が良く分かる。
交  通 ★★★☆☆ 上野公園内にありますが、上野駅からやや歩きます。
入場料(CP) ★★★★☆ 作品数からすると、当日一般1600円は高めですが、質からすると適正か。
総評 ★★★★☆ 実質は4つ星半くらいで、5つ星に近い。

ゴッホとゴーギャン03


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