よみがえれ!シーボルトの日本博物館

歳を取ってくると、未来よりも過去の方に関心が移ってきます。
最近、日本の歴史を勉強し直したいなあ・・・という気持ちが高まっています。

そんなわけで、江戸東京博物館の「よみがえれ!シーボルトの日本博物館」へ行ってきました。
江戸東京博物館の企画展は玉石混交なんですが、前回の大妖怪展に続いて、今回のシーボルトも良い展覧会で、最近は打率が上がってる感じありますねえ。

シーボルト01

さて、シーボルトはドイツの医師・博物学者で、江戸後期に二度にわたって来日。
日本の文物を広く世界に紹介した人物です。
海外での評価は知りませんが、日本では日本を「愛した外国人」として、ラフカディオハーン(小泉八雲)等と並んで愛されている人ですね。

今回は、時間があったので、音声ガイドを借りてゆっくり回りました。
3人組声優アイドルユニット「elfin’」の解説。
チャラチャラ感が強くて、最初はなんだこりゃ!
と思ったけど、中身はちゃんとしてました。
途中で、テンション高くて展示と会わないところはあるけど(笑)

展示の方は、素晴らしかったですよ。
シーボルトって、「博物学者」と呼ぶにふさわしく、好奇心旺盛で、森羅万象なんでも興味関心を示すんですね。
日本のありとあらゆるものを調べ、文物を本国に持ち帰っています。

シーボルト02

展示の質量に圧倒されますし、そこまで日本に興味を持ち、愛してくれている姿には感動さえ覚えて愛国心の薄い僕でも泣けてきます。
絵画や陶磁器だけでなく、日用品なども展示されていて、なかなか面白いです。
例えば、卵焼き器やおろし金なんかあったりして、「当時から存在したのか!」と逆に面白く思ったり。
日本人として普通のことでも、外国人から見れば、当たり前ではなく、驚きの対象だったりするんだなあ・・・と思いました。
いまは、情報が世界中に行きわたっていて、別の世界に驚きを感じる機会は少なくなってるんでしょうね。
シーボルトの喜びを、現代人が味わうことはもうできなくなってしまっているのだろうか?
そう思うとちょっと残念です。

展示についてですが、本国で当時シーボルトが企画した展示会を再現するコーナーがあったりして工夫されていました。
さすがは、研究機関も兼ねている博物館だけのことはあります。
音声ガイドを聞きながらゆっくり回っていると、2時間近くかかりました。

混雑度はさほどでもありませんので、ゆっくり見れると思います。

展示品の質 ★★★★☆ 歴史的に貴重なもの、当時の生活を偲ばせるものが満載。
展示数 ★★★★☆ 300点近くと大目。
雰 囲 気 ★★★★☆ ゆったりしていて落ち着いて見れる。
演出&解説 ★★★★☆ 解説も良し。当時の展示の再現も良し。
交  通 ★★★☆☆ 両国駅から近いです。
入場料(CP) ★★★☆☆ 特別展のみ1,400円。常設展込み1600円
総評 ★★★★☆ 江戸時代の日本が良く分かり、勉強になります。

シーボルト03


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