最近、天気も不安定だし、色々と悩みも多く、精神も不安定です。
そんなこんなで、体がだるいのですが、頑張って外出しました。
こういう日に家に引きこもっていると、ダラダラ寝て過ごして1日が終わりかねないですからね。

さて、東京都写真美術館『世界報道写真展2016』に行きました。

ここ数年は毎年行っています。
去年の分は本ブログでもレビューを書きました。

日本人が内向きになるのは悲しいな~『世界報道写真展2015』に行って~

去年は恵比寿の東京都写真美術館は改装中で、池袋でやっていたのですが、改装が完了し、ホームグラウンドに戻りましたね。

東京都写真美術館1

さて、外装やロゴが変わって新しくなった感がありますね。

ただし、内装や施設の構造はさほど変わった感じはしませんでした。

東京都写真美術館2

新たに洒落たカフェが併設されたようですが。

さて、『世界報道写真展』についてです。
世界報道写真展2016

82,951点の応募作品の中から選び抜かれた150作品が展示されます。
なので、展示作品はこの年の報道写真の最高峰と言っても良いかと思います。

経年的に追っていくことで、世界情勢のトレンドも分かります。
今年は、かなり中東(特にIS)の紛争や難民に関するものが多かったです。

それ以外にも、ブラジルのファベーラ(貧民街)での住民と警察官との紛争など、日本にいるとあまり報道されない事実もわかります。
あと、ブラジル政府は先住民族が住む奥地にダムを建設しようとしていたり。
日本ではリオ五輪の華やかな部分が前面に出ていますが、貧困問題や、国家権力による住民弾圧みたいなことも裏ではあるんですね。

米軍内部で起こっている、女性へのレイプ問題に関する写真もありました。
日本でもレイプ問題って女性側が声を上げはじめて問題化しています。
米国でも組織によって握りつぶされて顕在化しない事件ってあるんですね。
米兵による暴行は、沖縄をはじめとする異国の住民だけでなく、内部組織にも及んでいるんだなあ・・・と思いました。

セネガルのイスラム学校の写真もありました。
子供を牢獄ようなところに住まわせて、先生が生徒に労働させて搾取したりしているそうです。
足を鎖でつながれた子供の写真がありました。
「学校とは子供を教え、育てるところ」なんてここでは成り立たないんだな・・・と思います。

写真は「オールドメディア」ではあるけど、だからこそ、世の中が変わっても変わらずに伝えられるメディアだと思いました。

あと、人々の部 組写真1位を小原一真さんが受賞されていました(テーマはチェルノブイリ)。
去年も一昨年も日本人の作品は一点も入賞してなかったと思いますが、1位というのは素晴らしい。

展示品の質 ★★★★☆ 数多くの応募作品から選び抜かれたレベルの高い写真が揃っています。
展示数 ★★★☆☆ 厳選されてますが、さほど多くはないです。
雰 囲 気 ★★☆☆☆ ちょっと殺風景ですねえ。テーマがテーマですが。
演出&解説 ★★★☆☆ 写真の背景がしっかり説明されてました。演出はありません。
交  通 ★★★☆☆ 恵比寿という利便性の良い場所にありますが、駅からちょっと歩きます。
入場料(CP) ★★★★☆ 一般800円は良心的。
総評 ★★★★☆ 好き嫌いはあるでしょうが、写真好き、世界情勢に興味ある方は行くべき。

2件のコメント

  1. ラマ

    はじめまして。印象に残った写真を調べたいと思い辿りつきました。
    とても素晴らしい写真展でした。入口のキャパの写真にセンスも感じました。
    セネガルの子供達と入り口付近の子供の亡骸を抱えた父親に立ち尽くしました。

    面白そうなブログですね。
    また立ち寄らせて下さい。

    返信
  2. bucketlist

    ラマさん。はじめまして。コメントありがとうございます。
    キャパの写真は見慣れてはいますが、やっぱり素晴らしいですよねえ。
    私も、セネガルの子供と、テロで死んだ子供の写真は衝撃的でした!
    今後とも、どうぞよろしくお願いします。

    返信

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