ブータン展1

今年は日本とブータンの国交30周年らしく、ブータン関連のイベントが増えています。

上野の森美術館の「ブータン ~しあわせに生きるためのヒント~」はその中でも最も大きな企画かもしれません。

この三連休で終わってしまうので、慌てて行ってきました。

ブータン展2

行ったことある人に聞くと、賛否両論別れています。
ブータン人の方に言わせると、「展示に間違いがある。これに1400円も払う価値はない」とのことでした。

なので、行く前からちょっと批判的でしたが・・・・
いざ行ってみると、良くまとまっていて、ブータンの概略を知る上では良い展覧会だったかなあ・・・とは思いました。

マイナーなジャンルの割には、人はそこそこ入っているかな・・・と思いました。

僕が興味を持ったのは、冒頭のお祭りのところと、二階の仏教の展示のところです。
いずれもチベット仏教の影響が強く、それを受けてブータンでどういう発展、変化をしているのかという視点から見ると興味深いのです。

ブータン仮面

日本の仏教は密教の影響を受けていても、元のチベット密教とはだいぶ様相が異なっていて、要素がだいぶ薄まっている感じがします。
密教文化は黒魔術的な怪しげな、独特の魅力があって、そこが面白いのです。

民族衣装の展示も興味深くはありますが、ブータンの衣装って地味なんですよね。
全体的には、展示物はあまり豪華な感じはありませんでしたが、松尾たいこさんをアートディレクターに起用してデザインが工夫されていました。
2分程度の映像が各所に配されているのは良かったですね。
美術館の映像は立ってみる場合は3分程度が限界だと思いますが、たまに椅子もないところで長い映像が流れていてお客さんがたむろしていたりして辛いことが多いんですよね。
人が多すぎないのもあるかと思いますが、展示としては見やすかったかな・・・・と思います。

サブタイトルの「しあわせに生きるためのヒント」ですが、この展示でヒントが得られたかというと、得られたような得られていないような・・・という感じです。
ブータンは「幸せの国」として話題化されていますが、見るべきところはそこばかりではないとは思いますよ。

「ブータン ~しあわせに生きるためのヒント~」@上野の森美術館

展示の質  ★★★☆☆
展 示 数  ★★★☆☆
雰 囲 気  ★★★☆☆(上野の森美術館ですので、まあ普通かと)
演出&解説 ★★★★☆(演出は工夫されてました)
交  通  ★★★★☆(上野駅からまあ近い)
入場料(CP) ★★☆☆☆(展示の質と量からすると、ちょっと高め)

総  評  ★★★☆☆

マニ車が展示されていたり、民族衣装が撮影できるスポットもありました。
ブータン展 マニ車

目立たないところにあったので、誰も見ていませんでしたが、ブータンの現国王が2011年に来日された際の国会での演説映像がありました。
称賛を集めた演説で、心が動かされます。
YouTubeでも見られるので、貼っておきます。
日本に対してこういう目で見ていただけているのは大変嬉しいことですが、現実の日本は半分くらいしか当てはまってないのかもなあ・・・なんて思ったりもしました。


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