仕事が早くはけたので、六本木ヒルズの美術館で開催中の『村上隆の五百羅漢図展』に行ってきました。
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森美術館は、22時まで開いていて、仕事帰りにも立ち寄れるのでよいですね。
ヒルズの「意識高いビジネスマンが集うスポット」的な雰囲気はどうも馴染めないですが、ビジネスマンにやさしい場所であることには変わりありません。

さて、これまで村上隆はあまり好きではなかったですね。
村上氏の制作したフィギュアに1億円の値段が付いているとか、正直意味わかりませんでした。

「アニメやフィギュアみたいな日本のサブカルチャーをアートに応用して、外国人を騙してぼったくってんだろう」くらいのイメージを抱いており、村上隆をまるで山師かのように思っていました。

今回の『村上隆の五百羅漢図展』は行った人がみな絶賛していたこともあったし、「ちゃんと見ないで批判するのも良くないかな」と思い、ちょうど時間が空いたのもあって、行ってきた次第です。

結論から言うと・・・
非常に良かったです!!

つなぎ合わせると100メートルにもなるという、巨大な五百羅漢の壁画には圧倒されましたよ。
スケールの大きさだけでなく、構成の素晴らしさや、ディテールの細かさ、そうしたものが一体となって、眼前に迫ってきます。
工房方式を取っているので、村上氏がすべて描いているわけではないのですが。

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平凡な感想になりますが、現代日本のサブカルチャーを、日本美術の伝統の中にインプリメントされていて、これからの日本美術の一つの方向性を示す作品になっていると思いました。

出口付近の映像を見ていると、村上氏の考え方が良く分かります。
芸術がビジネス化している現在では、芸術にも金が必要だ。
だから、売れる作品を作ることは重要だし、その利益によって、さらに大きな作品を創ることができる。

ヨーロッパの作家性の高い芸術的な映画がハリウッド映画によって席巻されてしまったように、産業として成立しえない芸術は現代では廃れてしまうものかもしれません。

最後に、スカイビュー(展望台)は別料金がかかりますが、お金かけなくても、出口からぐるっと回ると、夜景が見える場所があります。
スカイビューに登らない場合は、こちらも合わせて楽しんでいただくと、お得感倍増です。

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