沖縄県立美術館で開催中の下記の企画展に行ってまいりました!
2021年に入ってから、感染者拡大もあって、ステイホームを続けていて、那覇市から一歩も出てないですし、外食もほとんどしていません。
天気もあまり良くなくて、気晴らしの機会もなかなかなかったんですけど、晴れて気温も上がり、もうすぐ会期も終わってしまうので、行ってきました。
沖縄にいると、なかなか海外の美術をリアルで鑑賞する機会がありません。
たまに美術展でやることはあるんですが、関東、関西エリアと比べると圧倒的に少ないです。
(その代わり、沖縄関連の展覧会は豊富にありますが・・・)
海外はおろか、東京に行くのも難しくなり、なかなか西洋美術に触れる機会もなかったところなので、良い機会でした。
東京富士美術館は八王子にあるんですけど、八王子自体、行ったことないんですよねぇ。
関東圏にあっても、遠いとなかなか行く機会がありません。
沖縄県立美術館へは徒歩でも行ける範囲なので、お手軽に美術を楽しめて、地方都市ならではの良さもあるなあ・・・とは思いました。
さらに、あまり混んでないんですよねぇ。
実は、日曜日も行こうとしたんですが、混んでいたので諦めました。
で、今日の開館直後に行ったんですけど、東京だと考えられないくらい空いていて、ゆっくり鑑賞することができました。
緊急事態宣言中だし、密にならない状態で見たいですからねえ・・・
ルネサンスから近代美術まで、82点がバランスよく展示されているし、解説もしっかりしていて、勉強になりました。
一通り、西洋美術史については知っているつもりなんですが、異文化の芸術なので、何度でも基本的なことを頭に入れ直すのは重要なことです。
本場、ヨーロッパの美術館に行くのも良いんですが、現地の美術館は解説がしっかりされていないか、されていても日本語はありません。
有名な美術館は、展示品がやたら多くて、全部観るのはかなり大変です。
日本でこういう展覧会に行って、勉強するのも大切な機会だと思います。
本展覧会に行って初めて知ったんですが、東京富士美術館の創立者は池田大作氏(創価学会インタナショナル会長)だったんですね。
場所も創価大学に隣接しているんですねぇ。
創価学会に対して、批判的な人(というか、生理的に嫌う人)も多いですけど、社会貢献もしっかりやっていると思いますよ。
僕自身は信者ではないし、信者になる気もないんですけど、公正に評価するべきだとは思っています。