ヨーロッパに来ていると、「豊かだなあ」と思います。

もちろん、経済的に豊かな国は世界に分散して存在しているんですが、ヨーロッパの人たちは、特に余裕がある感じがします。

ひとつは、自然に恵まれていて、天然資源や土壌が豊かで、自然から得られる富が大きいのがあるでしょうね。
実際、都市から少し離れると、豊かな田園地帯が広がっています。
日本の場合、国土が狭いし、森林地帯が多くて、農作物を生産するにしても、手間もコストも余計にかかりそうですね。

あとは、ローマ時代からずっと蓄積されてきた、歴史的な資産があるのも大きいと思います。
もちろん、建物やインフラは随時アップデートしていかないといけないんですが、日本と比べて、新しく作らなくても、古いものを使いまわせば用が足りてしまうところも多々ありそうです。

一方で、こちらにいると不便に感じることもたくさんあります。
建物は、古いものを使い回しているので、不便なところも多いです。
トイレにウォシュレットはないし、お尻吹いた紙も便器に流せず、設置されたごみ箱に捨てないといけない場合がある。

列車はかなりの確率で遅れます。
日本の鉄道は、西洋から学んで作ったはずなのに、本家の西洋よりもはるかに時間に正確っていうのはどういうことなんでしょう(笑)

こちらにはコンビニもありません。
あるのかもしれないけど、旅行中に目撃したことはありません。
街には商店はあるし、駅にはキヨスクみたいな売店はありますが、24時間営業じゃありませんし、品揃えもコンビニほど豊富じゃないです。
交通機関や観光施設のスタッフの愛想もあまり良くないし、お客さんだからと言って丁寧に接してはくれません。

「客とは対等」みたいな態度で、お客さんのために最大限のサービスを提供しようとは思ってないみたいです。

逆に言うと、日本は「お客さんを大切にする」「顧客第一」という大義名分のもと、労働者は過剰な労働を求めらることも多い。
ヨーロッパでは、「必要ないこと。過剰なことはしない」「お客さんへのサービス品質より、経済合理性を追求する」という意識が強いと思います。

結果、消費者の立場としては不便に思えることも多いし、不快に感じることも、日本よりは多くあります。
「お互い我慢できることは我慢しあおう」「やらなくても支障がないことはやらないで済ませばよい」という精神が、余裕を生んでいるのかな・・・と思います。

日本人には、真似できそうに見えてなかなか真似できないところかもなあ・・・と思ったりもします。
国土も狭くて、自然も厳しく(実際に最近は台風が多い)、天然資源も豊かではない国に住んでいて、あくせく働かなければならないのは宿命かもしれません。
ただ、むやみに働いても豊かになれるとは限らないのが今の時代で、それで日本が苦戦しているわけなのですが・・・


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