東京タワー

最近、僕の友人が病で死にました。
知り合ったのは2年ほど前で、これまで4回くらいしか会っていないので、友人というよりは「知人」といった方が正しいかもしれません。
Facebookで繋がっていたんですが、最近更新ないなあ・・・なんて思ったら、共通の友人から訃報のメッセージが届きました。
やはりショックはありましたね。

これで、僕の友人(親友といえるほど仲が良かった人はいませんが)が4人亡くなっていることになります。

3人は病気、1人は登山中に滑落して死にました。

特に、登山中に死んだ友人は27歳という若さで死にました。
半年ほど死体が見つからなくて、家族や友人は彼の死をなかなか受け容れられなかったんですよね。
僕の中でも、彼の死はかなりしこりが残ってます。

彼は凄く活動的で、週末になると旅に出たり、登山をしたりしてました。
カメラにも興味があって、良い写真をたくさん撮ってました。
年下だったんですが、僕がやりたいことを先んじてやっている感じでしたね。

僕自身、できるだけアクティブに活動していたんですけど、仕事も忙しかったし、とても彼のペースでやりたいことをやることはできませんでした。

そんな彼が、死ぬ半年くらい前、「東京タワーを階段でのぼろう」という企画を立ててたんですよね。
東京タワーは、150メートルの展望台まで階段で上がることができるんです。
普通に入場料は取られますけどね・・・

東京タワーを階段で昇ろう!

階段数は600段で、15分ほどで展望台まで上がれてしまいます。
だから、そんなにハードな企画ではないのですが、ちょっと面白そうだ・・・てことで参加することにしました。

日程まで決まっていたのですが、友人に予定が入ってしまって、企画が流れてしまった。
仕切り直しをする前に、彼は死んでしまったんですよね。

そのまま数年が経ちましたが、結局東京タワーには昇らずじまいでした。

43歳の時、「棺桶リスト」(死ぬ前にやりたいことリスト)を作成したのですが、1番目に「東京タワーを階段で昇る」というのを書きました。
実現するのは簡単だし、ホンネから言うと、特別やりたいことでもありませんでした。

でも、僕にとっては象徴的な意味があったんですよね。
つまり、常に僕の先を行っていた友人が生前実現できなかったことを僕が実現する、という意味です。

会社を辞めて、50個の棺桶リストを実現する上で、ここを出発点にしようと思ってました。

ところが、別のリストの方を先にやり、東京タワーは後回しになってました。

階段は、普段は休日の昼間に開放されるんですが、夏場は平日の夕方も開放されます。

「せっかくなら夏場に昇ろう」と思っていたのですが、そのうちに沖縄移住が決まってしまいました。

ちょうど7月末に東京に遊びに行く機会があったので、実行することにしました。
長くなってしまったので、報告は次の日記で書きたいと思います。

最初に死んだ友人が企画したのが7年まです。
すぐにできることでも、ウカウカしていると、やらないままに7年も過ぎてしまうんだなあ・・・と感慨深くもあります。


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