京都滞在も4日目になりました。
やっぱり京都は良いなあ……と思います。
僕が京都に住みたいと思うのは、いくつか理由があります。
- 文化レベルが高い
- 街の構造がヒューマンスケールで落ち着く
- 歴史が残っていて、街歩きが楽しい
京都には古本屋がたくさんあるのですが、ブックオフに行っても文化レベルの高さがうかがえます。
「古書」らしい本や、歴史に関する本が置いてあって、ほかの地域とはやっぱり異なります。
大通りはそうでもないですが、路地を入ると木造建築も結構残っていて、サイズも大きくなくて、良い感じです。
京都の木造家屋って、ほかの地域のものよりも、ピシッとしている感じがします。
精巧に作られている感じでしょうかね。
観光地に限らず、普通に街を歩いているだけで、お寺やら古い木造家屋があるし、そこで生活が営まれている感じもあって、なかなか良いんですよね。
「昔ながらの日本」というのは、田舎よりも都会の方に残っていると思います。
いまの田舎は、少子高齢化が進み、どんどん過疎化が進んでいます。
一方で、国道沿いにバンバン商業施設ができて、昔ながらの商店街はシャッター通り化しています。
観光化はされてしまっていますが、京都の錦市場とか、大阪の黒門市場なんかは、「日本の商店街」という雰囲気が残っています。
『男はつらいよ』の舞台の葛飾柴又なんかにしても、人口基盤のある東京だからこそ、ああいう街が今でも残されているんですよね。
「下町情緒」なんてのは、ある程度の都会でしか味わえなくなってしまっています。
そういう意味では、京都は都会でありながら、歴史や文化、地域コミュニティがしっかり残っている地域で、そこが良いと思うんですよね。
まあ、コロナ前はオーバーツーリズムで快適とは言い難い環境ではあるし、移住するとなると色々なしがらみもあったりして大変だとは思いますけどね。