香港旅行も終わりで、空港のラウンジで帰国便を待ってます。

年末年始のバリ島旅行から戻って1週間もたたないうちに再出国なので、「行く必要あるのかなあ」という思いも念頭にはありました。
ただ、結果としては「行って良かった!」と強く思っています。

香港には過去少なくとも3回は来たことあるんですが、あまり好きな都市ではありませんでした。
たまたま、不愉快な思いをしたり、行った時期が悪かったりしたのでしょうが。

今回、再訪してみて、「良い都市だなあ」と初めて実感しましたよ。

デモの影響か、旅行者は少なかったですね。
特に、中国大陸からの観光客が激減しているようで、逆にすごく快適に旅行できました。
冬だけど、温暖で天気も良くて、すごく快適でしたね。

ただ、物価は公共交通や一部の食材を除くと、日本と同じか、日本より高いかで、お得感はなかったですけどね。

日本は、安く食べようと思うと、吉野家とか大戸屋とか、外食チェーンがたくさんありますが、香港にはあまりそういうのはないし、あっても大衆食堂の方が安いくらいです。
衣服、日本にはユニクロやGUがあって、高品質の商品が安く買えるようになっているので、わざわざ香港で買う必要もありません。
食べ物も同様ですね。
スーパーで買い物しても、日本のスーパーのプライベートブランドの商品は、概して香港より安いですよ。
お酒にしても、ハッピーアワーはあっても「せんべろ」なんてないですから、1000円で酔っ払うほど酒飲んで、一品食事もできるなんてのはありません。

ファーストフード、ファーストファッション、プライベートブランド、せんべろが、日本のデフレを長引かせているんだなあ・・・と
思うわけですが、逆に言うと、日本の商品は「お金があまりない大衆」のために作れているという要素も無きにしも非ずかと思います。

さて、香港の平均所得はすでに日本よりも高いですし、経済も成長しています。
(最近はデモの影響で微妙な状況ですが)

そんな香港ですが、今後の日本の発展にとって学ぶべきところが多々あると思うんですよね。
2020以降は東京の不動産も供給過剰になると言われていますが、

  • 法人税を下げて企業誘致を促進する
  • 移民や外国人労働者を積極的に受け入れて、労働者の供給を多くする
  • 金融、貿易、ITなど収益性の高いビジネスに重点的に投資する
  • 外国人観光客やビジネスマンを呼び込むために、戦略的な都市開発を推進する

といったところでしょうか。

それに加えて、

  • 雇用の流動化、企業の統廃合を促進して、効率的な経済環境を構築する

というところかと思います。

この辺のことは、すでに多くの有識者が主張しているところでしょうが、香港に来てみて、改めてそのことを実感させられまます。

日本は、香港やシンガポールのような都市国家ではないので、同じことができるとは限りませんが、東京、大阪、名古屋規模の都市が、経済特区構想として実行してみる意義はあると思いますよ。

あと、中国の経済発展は今後も続くと思うし、いずれ日本に対する支配力も強まると思うんですよね。
元々、日本は中国の属国・・・とまではな言わないまでも、朝貢国として中国の支配下にありましたから、過去と同じような状況になることは十分あり得ると思うんですよね。

大陸の影響下にありながら、いかにして自立性を保つか・・・
という点でも、香港から学ぶべきところは多いと思います。

そんなこんなで、香港(台湾もそうですが)の動向は、日本人として気にしておくべきだと思います。


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