ヨーロッパを長期間旅するのは、卒業旅行以来の20年ぶりです。

歴史と文化の保存状態は同じながらも、社会がかなり変わったなあ・・・
と実感しています。

当時、EUはあったけど、ユーロは導入されていませんでした。
いまはEU諸国の連携もより強まっていて、人材や産業の流動性が高まっていることを実感します。

その影響だけではないし、世界的なトレンドでもあると思いますが、「ファースト化」が世界で席巻していることを実感させられます。

ひとつは「ファーストフード化」です。

旅行中の外食状況については、先日書きました。

日本は世界一のグルメ大国?

昔は、「ヨーロッパ旅行でミシュランレストランを食べ歩いた」みたいな体験は、ステイタス価値があったんですが、いまは日本でも全然同じことができちゃうんで、以前ほどの価値はなくなりました。
むしろ、言葉の障害や、チップやテーブルマナーなんかの面倒くささを考えると、海外で高い金払ってレストランで食事する意義は薄い、とも面ます。
現地の人もそう考えているのか、ファーストフードが大盛況です。
マクドナルドやバーガーキング意外に、地元のピザややらケバブ屋やらが軒を並べています。

特に、ケバブ屋は旅行中に何度もお世話になりました。
外食費の高いヨーロッパで、比較的安くて美味しいのはケバブです。
ヨーロッパまで来てマクドナルドに通うのも味気ないですからねえ・・・

それはさておき、文化と伝統を重んじるヨーロッパでも、ファーストフード化は着実に進展してることが確認できました。

二つ目は、ファーストファッション化です。
ユニクロは一軒も観なかったですが、ZARAやH&Mは大都市なら大抵ありますね。
道行く人々のファッションを見ていても、カジュアル化が進んでいることを実感します。
スーツにネクタイみたいな姿も、もはやあまり見かけなくなってきてます。

最後に、IT化、自動化で色々な効率化が起きている点ですね。
バスや鉄道はネットで席を予約して、スマホにバーコードが発行され、乗車時にリーダーで読み取る仕組みになっています。
オペラ座でオペラを観たのですが、同じ仕組みになっていて驚きました。
20年前は「BOX OFFICE」という、付設のチケット売り場に、売り場が開いている時間に買いに行かなければならなかったんですが・・・

守旧派の人たちは、「こういう変化は、昔ながらの生活・文化を破壊する」と文句を言うかもしれませんが、ヨーロッパでは古いものは古いものとして残しつつ、変えられるところはどんどん変えていっているんですよね。

こういうのは、もはや世界の潮流で、もう元には戻れないんだな・・・と実感しています。

ウィーン11


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