ヨーロッパに来ていると、「ここは自己責任社会だなあ」と思います。

日本でも「自己責任」という言葉はよく使われますけど、社会規範から外れてトラブルを起こした人を非難するのに使われることが多いですね。

それとはちょっと違います。

ルールはルールとして定めるが、それを守るかどうかは個人にゆだねられている、という感じなんですよね。

例えば、地下鉄や路面電車には改札はありません。
無賃乗車は簡単にできます。
ただし、無賃乗車がバレると、多額の罰金が取られます。

こちらは、飲食店が屋外に席を出していることが多いですが、路上の食堂で食事していると、物乞いがお金をせびりにきました。
僕が無視していると、他のテーブルを回ってお金をせびっていました。
日本でこういうことが起こったら、店員さんが血相を変えて、物乞いを追い出すでしょう。
でも、こちらでは放置なんですよね。

他にもあります。
長期旅行なので、値段の安いドミトリー(相部屋)に泊まってます。
こちらは、男女混合が基本です。
なので、僕の隣でセクシーな若いお姉さんが、あられもない格好で寝てたりします。
日本でも男女同室のことはありますけど、予約時に明示されていることが多いし、宿の方でも気を使って、できるだけ男女が同室にならないように配慮しています。
間違いが起こったらどうするんだろう?

と思ったりもしますが、おそらくそれは宿の責任ではなく、個人の責任ってことになるんでしょうね。

もちろん、日本との文化や慣習の違いに起因するところも大きいんでしょうが、根本的には、「トラブルが起きないように、先回りして規制したり、人にルールを守ることを強制はしない」という不文律があるように思えます。

「ルールは絶対に守るべきもの」ではなく、「社会を効率的に運営するための便宜」みたいな位置づけなんでしょうかね。。。

個人の自由を尊重してくれる判明、親切心に欠けるところも多いし、自分でルール設定をしなければならな面倒くささもあります。
日本の方が、窮屈に感じることも多いけど、ルールを守って生きている分には、楽で生きやすいところもあります。

ただ、僕の場合は、子供のころからあまり社会規範を遵守することを家族から教えられてこなかったので、ヨーロッパのような社会の方が居心地よく感じるところも多々ありますね。
いまから、こっちの社会に順応できるかと言われると、正直難しいところも多いのですが・・・


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