ラロトンガ
【写真はラロトンガ(クック諸島)のホテル】

1か月間の海外旅行から日本に戻って、2週間近くになります。
旅自体は楽しかったんですけど、「日本は良いなあ」「自宅は良いなあ」と改めて思いますね。
会社を辞める前後は、「定住しないで、旅をしながら生きていくのも良いかも」と思ってたんですが、帰る場所、落ち着く場所は必要だなと思いました。

さて、今回の旅行では、
・クック諸島(2週間)
・ニュージーランド(1週間)
・オーストラリア(シドニーに乗継で1日だけ)
・シンガポール(乗継で1日だけ)
・フィリピン(乗継で2日だけ)
・グアム(乗継で1日だけ)
・パラオ(3日間)
と7か国・地域に滞在しました。

ちなみに、「地域」と入れたのは、グアムがアメリカ領で、独立国ではないからです。

それはさておき、今回の訪問地の中で、日本よりも物価が安い国はフィリピンだけでした。
たまたま、物価が高い場所に行ったからというのもあると思うんですけど、15年前はこういう状況ではなかったと思うんですよね・・・

昔は、オーストラリアやニュージーランドは日本人が定年退職して移住する先の候補として上がっていて、日本より物価は安かったです。
15年前に最初にシンガポールに行ったときは、物価は日本の7割程度でした。

クック諸島、グアム、パラオはリゾート地で、離島地域で輸送費が嵩むので、物価が高いのはやむを得ないと思いますが。

ちなみに、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールは不動産価格が高騰しているようです。
都心部では、1億円以上の物件も普通に出て来ていて、不動産を持っていない、賃貸住宅に住む人は家賃が上昇して、生活が大変なんだそうです。

パラオには5年前に行きましたが、中国人観光客が押し寄せていました。
現地在住の日本人に聞くと、中国人がパラオの不動産を買いまくっていると言っていました。
今回行ってみると、多くのホテルが中国資本に変わっていて、中国人観光客がそれらのホテルに泊まっていました。
不動産の買い漁りは一段落したようですが、その影響で地価がだいぶ上がってしまったとのことです。

グアムはパラオほど極端ではないけど、中国人観光客が増えていて、中国人向けの旅行会社やツアーが出ているし、簡体字の漢字表記も目立つようになっています。
シンガポールも、中国人の団体客が押し寄せていました。

いまや、世界の観光地(まあ、場所に寄りますが)に一番お金を落としてくれるのは、中国人になっているようです。
日本人よりも中国人を相手にした方が、オイシイビジネスができるんすね・・・
これは、観光に限らず、ビジネス全体でそうなっている気がします。

ただし、どこの国に行っても、中国人はあまり評判が良くないですね。

沖縄に戻ってきた後、「ゴールデンウィークに沖縄県内を回っていると、中国人観光客だらけで、内地から来たアルバイトが中国人に奉仕しているのを目の当たりにした。沖縄は中国人に支配されているんじゃないかと思った」と地元の人が言っていました。
沖縄もそうなっちゃってるんですんですよね・・・

一方で、日本人は海外から評判が良いです。

現地で「君はどこから来たんだ?」と聞かれて「日本だ」と答えると、
「ああ、日本か! 日本は良い国だな。日本人も良い人が多いな」と言ってくれます。
僕が日本人なので、リップサービスもあるんでしょうけどね。

フィリピンでは、「日本は、俺たちのために橋や道路を作ってくれた」と言われたし、パラオでも日本統治時代(太平洋戦争に負けるまで、日本が統治していた時代がある)を懐かしむ人が多いと聞きました。

あと、日本のアニメ、マンガ、ゲームはどこに行っても知られているし、絶賛もされてます。

日本の外側から改めて日本を見ると、「経済的・政治的には日本の存在感、影響力はどんどん低下している。ただし、日本や日本人、日本文化に対する好感度は高い」ということは言えそうです。
バブル期の日本と逆ですね。
ちょうどバブル期の日本と、現在の中国が近いと思います。
ただ、いずれ中国がバブル崩壊するかというと、あまりそういう感じもしませんが・・・

いま、海外から多くの人が日本にやってきていますが、物価も安く、サービスも良く、(値段の割には)モノの品質も優れている事を考えると、至極納得できる現象です。

ただ、いまの状況が、日本にとって良い状況かというと、必ずしもそうとも言えないとは思いますけどね。
今後の日本は米国と中国の顔色をうかがいながら、彼らからおこぼれを頂戴する国になるんじゃないかって思いますね。
すでに、そうなっているかもしれないけどね。

金も権力もないけど、世界から愛される国であれば良い、という考え方もあるかもしれませんがね。

クライストチャーチ
【写真はクライストチャーチ(ニュージーランド)の市街地】


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です