旅行や外出が好きな人は、出かけたときに「時間がなくて行きたいところ全部行けなかった」とか「もっと良いシーズンにまた来たいなあ」とか「今回は駆け足だったから今度はゆっくり滞在したいなあ」とか、そんなことを思ったことは一度や二度ではないと思います。
僕もそうです。
でも、同じ場所を再訪する機会はなかなかないものです。
日常生活でアクセクしていると、ゆっくりと出かけられる機会は少ないです。
いざ機会が巡って来ても、「今度は別のところに行こう」となってしまいます。
そうやっている内に、「また行きたいところ」がどんどんストックされていってしまいます。
僕の場合は、
- ヴェネチア(カーニバルの時期にもう少しゆっくり滞在したい)
- 南スペイン(時間がなくて十分回れなかった)
- サンクトペテルブルグのエカチェリーナ宮殿(時間制限があって、一部は入れなかった施設がある)
- タイ(バンコクとアユタヤしか回れていないので、他の場所にも行きたい)
- ミャンマーのインレー湖(時間が足りなくて行きそびれた)
- ヨルダンの砂漠(ワディラム)(時間が足りなくてスキップした)
日本で言うと
- 利尻島−礼文島(夏場に行ったけど、天気に恵まれなかった)
- 青森県津軽地方(一回行って気に入ったので、もっとゆっくり回りたい)
- 京都(平日の人の少ない時間帯に観光地をゆっくり回りたい)
- 奈良の吉野山(桜をもっと堪能したい)
- 長崎の五島列島と軍艦島(駆け足で回ったので、もっとゆっくりしたい)
- 大分の湯布院(じっくり時間を取って、ゆっくり回りたい)
etc.
これまでは、「またくればいいや」と思っても、「また来れるかなあ」と疑問に思っていました。
最近では、「きっとまた来れる!」と思うようになりました。
だから、どこかに行っても、慌ただしく、セコセコ観光したり、移動したりすることも少なくなりました(まだその習慣は抜けきってないけど)、
また、見逃した場所があったり、行きたかった施設やレストランが閉まっていても、残念さは以前ほどではありません。