平戸(長崎)に来ています。

実は、4年前にも長崎には旅行で来ていたのですが、当時はまだ会社員で、長い旅行ができなかっため、平戸までは行けませんでした。

短期旅行で行くには、ちょっと不便な場所なんですよねえ。

会社を辞めてからの旅行スタイルの変化としては「訪問地の歴史や文化を勉強しながら旅行する」ということです。

特に、国内旅行は知識があるか否かで、旅行の充実ぶりはだいぶ違いますよ。

旅行に限らず、美術や映画に関しても、「先入観なく、まっさらな状態で、自分の感性に従って鑑賞する」というアプローチの仕方もあるんですが、僕自身はそういうやり方はあまり取りません。

頭でっかちと言えば、その通りなんですが。

で、平戸なんですけど、歴史の教科書にも出ている場所で、長崎より前に南蛮貿易の拠点となった、日本史的に重要な場所です。
日本という存在が世界(というかヨーロッパ)に知られるきっかけとなった場所として、世界史的にも重要な場所なはずなんですよね。

平戸という場所は、フランシスコザビエルが来て、キリスト教を伝導した場所でもあるし、三浦按針(ウィリアム・アダムス)の墓もあります。

そういった場所でありながら、日本の端っこにあって、ちょっと行きづらいせいか、観光地としてはさほどメジャーとも言えないんですよねぇ。

司馬遼太郎の『街道をゆく 11 肥前の諸街道』を読みながら旅行したのですっが、今回の旅程はちょうどこの本の中の旅とルートがかなり被っています。

会社を辞めてから時間の余裕もあるので、駆け足での観光は辞めて、「ここはどういう場所なのか?」を理解しながら回っています。

「日本らしさ」と、「西洋らしさ」が混在しつつ、それが歴史的必然の中に組み込まれているので、違和感がなく風景が調和しています。

というか、その風景そのものが歴史を物語っていると同時に、平戸という場所の特殊性を体現していると言って良い。

  
<港から望む平戸城>


<平戸オランダ商館>

まだ、海外には行けませんが、こうして国内を勉強しながら、色々と考えながら旅していると、改めて「自分は何者か?」ということを考えさせられます。


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