【写真は閉鎖されて誰もいない那覇市の波之上ビーチ】
連休の真っ最中ですが、僕は自宅でノンビリ過ごしています。
那覇も意外に静かで、連休前とそんなに変わらない感じがしています。
GWに「6万人」の来訪者があるとかで、玉城デニー知事が来訪自粛要請を呼びかけ、沖縄県民だけでなく、県外の人も「沖縄に来るな/行くな」と叫びました。
ちなみに、来県者数については「1.5万人」と事後訂正がありました。
(6万人というのは発着予約件数であり、来訪者数ではないとのこと)
沖縄へ来県それでも「1万5000人」 国交相、GWの旅行自粛を求める
1.5万人というのは、多いのか? 少ないのか?
というのが気になるところです。
ちなみに、2019年の4月の観光客数は60万人だそうです。
沖縄の2019年上半期観光客数は過去最高を更新するも、訪日外国人は4%減、韓国市場の減速が影響
そのうち何人がGW中の旅行かはわかりませんが、4分の1と仮定しても、観光客数は10分の1に減っていることになります。
これがどこまで正確かは分かりませんが、街を行く人々の様子(観光客らしい人はほとんど見かけない)や、僕の友達3人がGWに沖縄に来る予定だったのが全員キャンセルしたことと考えると、GWの旅行者は例年と比べてかなり減っているのは間違いないと思います。
「こんな時期に沖縄に来るなんてバカ!!」
「病原菌を拡散させに来るな!!」
「沖縄を医療崩壊させる気か!!」
みたいな大合唱が起きるのはしょうがないとは思うんですが、自粛要請だけでここまで減らせたのは、僕としてはかなりの成果だとは思うんですよね。
「6万人」という数字と県知事の自粛要請に条件反射に反応してしまった人も多いと思うんですが、
- 本当に6万人の観光客が来るのか?
- 6万人来るとしても、その影響力はどのくらいか?(例年と比べてどのくらいの規模なのか?)
ということは冷静に見て考えたほうが良いと思うんですよ。
どうしても、要請だけでは従わない人が出てきてしまうのも事実で、それ以上来訪者を減らしたければ、「強制」に頼るしかないと思うわけですよ。
「自粛要請だけで観光客が0人になりました」なんてことはありえないし、逆に、万が一そうなったとしたら、恐ろしいほどの同調圧力が働いているってことで、それはそれで恐ろしい社会だと思うんですよ。
まあ、沖縄のほとんどの施設は閉まっているので、来ても楽しめないと思うし、肩身の狭い思いを強いられることになるだろうし、SNSに写真アップしたりしようものなら、炎上すると思います。
自分が感染するしない、他の人に感染させるしないにかかわらず、今年は自粛が正解です。