前の投稿で、鳴門の渦潮を見る時期について書きました。
鳴門の渦潮はいつでも見れるとは限らないので、事前に調べよう!!
いつ見るか?
いまでしょ!!(古い!)
というわけには行かないことは、お分かりいただけたかと思います。
今回は、どう見るかについて書きたいと思います。
渦潮は海峡に発生するのですが、沿岸からは見えませんし、無料で見る方法はありません。
厳密に言うと、自分で船を漕ぎ出せば見られるかもしれません。
ただし、海上保安庁に拿捕されたり、潮に呑まれて遭難したりする可能性があるので、オススメはできません。
そんな訳で、公式の観光方法は2つあります。
1.大鳴門橋遊歩道 渦の道を行く
大鳴門橋に有料の遊歩道が設けられています。
そこを海峡まで歩いて観光するというやり方です。
入場料は510円です。
橋や海岸沿いの風景が望めるという点で、渦潮以外の観光もできます。
ただし、高い橋の上から見るので、渦潮は遠く、小さく見えます。
下の写真は望遠で撮影したもの。
ちゃんとした渦は出ていなかったので、渦を巻いているようにも見えなくもない、ただの荒波という感じですが・・・
2.観光船に乗る
船で海峡まで漕ぎ出します。
渦潮をすぐ近くで見ることができます。
その点ではオススメですが、結構揺れるので、船酔いする人は避けるか、対策をしっかりしておくことをお勧めします。
ちょっとややこしいですが、運営している会社が二社あって、乗船場所が異なります。
うずしお汽船
鳴門観光汽船
どちらを利用しても良いとは思いますが、鳴門観光汽船の方は、アクアエディという水中観測船も運行しています。
下記のような感じです。
ネットで調べていると、こちらの方がお勧めのようだったので、アクアエディを利用することにしました。
小型船で海峡まで行く時間が短いので、所要時間も大型船より短いです。
一方で、大型船よりもお値段は高く、予約が必要です。
僕が行った時は、たまたま空きがあったので、当日いきなりだったけど、乗船させてくれました。
たしかに、こちらの方がデッキも定位置にあるので、大型船よりも間近に渦潮を見ることができます。
さらに、水中観測船なので、水面下からも渦潮を見れるという貴重な体験ができます。
ただし、水中から眺めても、荒立った潮が見えるだけで、渦が分かる訳ではありませんでした。
そんな訳で、橋の上から見る方法と、観光船に乗ってみる方法の両方を紹介しましたが、渦がちゃんと出ていて、時間も十分にあるなら、両方観光することをオススメします。
時間がない場合は、ちゃんとした渦が出ていない時は「渦の道」の方を、出ている時は観光船に乗るのが良いと思います。
まあ、前回も書きましたけど、ちゃんとした渦潮が見れない可能性も高いので、事前の多大な期待は禁物かと思います。