<多少ネタバレあり>

遅ればせながら、『マイ・インターン』を観てきました。

現愛的な作品で、楽しめました。

『プラダを着た悪魔』の続編っぽい映画でした。
実際は続編ではないですが、描かれている世界観がつながっている感じです。

ファッションサイトを運営する女性経営者(アンハサウェイ)の会社に、老齢の退職者のインターン(ロバートデニーロ)が入ってきて・・・
みたいな話ですが、『プラダを着た悪魔』からの時代の変遷が感じられるのが面白いです。

・『プラダ…』はファッション雑誌の出版社が舞台だが、本作はネットショッピングの会社が舞台 ⇒ ファッションメディアの栄枯盛衰が伺える

・登場人物のファッションがカジュアル化している ⇒ ファストファッション化のトレンド

・退職者のインターンの募集 ⇒ 高齢者の再雇用のトレンド

・『プラダ…』では主人公の恋人は料理人だが、本作の主人公の夫は専業主夫
 『プラダ…』では最後は恋人もステップアップするけど、本作では依然として専業主夫 ⇒ 男の働き方に関するトレンド変化

・『プラダ…』では経営者がカリスマ的な独裁者の老齢の女性だが、本作は協調性のある若い女性 ⇒ 経営者像の変化

等々。

一方で、「アメリカでも女が経営者として働くのはハードルが高いんだなー」とか「ママ友同士のいがみ合いってアメリカにもあるんだなー」とか、そういう発見もありましたね。

作品の話から逸れてますね。

ロバートデニーロ演じるベンが格好良くて紳士的すぎて、「こんなシニア、現実にはいないだろう!」とツッコミいれたくなるくらい素敵です。
でも、年取った経験豊かな男が、若い頑張る若者達を支えるというのは、良いやり方な気がします。

ライフネット生命なんかそういう感じですよね。
ライフネット生命がうまくいっているかは別問題ですが。

頑張る女性を応援するというのもある一方で、「働かない男性を許容する」(家事や育児はやる)というところが好感持てました(笑)。
アンハサウェイみたいな女社長を持つ専業主夫って最高だよなあ・・・と思います。
映画を観ながら「浮気するなよ!!」と思いましたね。

NHKの朝ドラ『あさが来た』もそうだけど、「バリバリ働かないけど、働く女を支える」男性像がポジティブに描かれているのは良い傾向です。
これまでも書いてきたけど、女性にはもっとバリバリ働いていただいて、男はもっとゆっくり余裕を持って生きるのが良いと思います。

『プラダ…』もそうだったけど、時代のトレンドを牽引するような作品でした。


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