遅ればせながら、最近『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』をDVDで観ました。

さらに、これが実話だと知り、原作の『世界をだました男』も読みました。

16歳で家出をして、数年に渡って、小切手詐欺で大金を手に入れ、世界を股にかけて豪遊したフランク・アバネイルという男の話です。

実話だと知らないで映画を観ると、「ちょっと都合が良すぎるんじゃないの?」と思うと思います。
特に、主人公がにわか勉強で司法試験に受かったり、飛行機のトイレの便器を外してそこから逃亡するシーンは、「いくらなんでもウソだろう!」と思うのですが、原作を読むと、ここも実話だったんですよね。
(著者が本当のことを書いているとすればですが)

「事実は小説より奇なり」とは言ったものです。

さて、アバネイルはパイロット、弁護士、医者を偽って、偽造小切手を現金化して、贅沢三昧、女の子ともヤリたい放題です。

こんなに簡単に人々が騙されるのは、人(特に女性)が、
1.お金
2.外見
3.肩書
に弱いからなんですよね。

この3つ(2つめの外見を除くと、ズルして手に入れてるのですが)を活用して、アバネイルは客室乗務員はじめ、多くの美女をモノにしています。

知人の女の子に、この映画の話をして、「やっぱり、男ってお金と外見と肩書なんだなあ・・・って実感したよ」と言ったら、
「なに? いまごろそんなことに気づいたの?」と言われてしまいました

いや、それなりに分かってるつもりだったけど、ここまであからさまだったとは・・・というところです。

でも、アバネイルは人々を騙すためにすごく勉強しているし、素性がばれないように常に綱渡り状態です。
本気で結婚を考えた相手に密告され・・・
と、詐欺を働いている間、心安らぐところがなかったみたいです。
しかも、両親の離婚と、父親の没落が主人公に大きな影を落としている。

主人公は強欲なずる賢いだけの男ではないし、一般市民を騙したり、凶悪な犯罪を起こしたりはしないので、どうも憎めないんですよね。

逮捕され、釈放された後、アバネイルは小切手詐欺対策のコンサルタントとして活躍したり、FBIに犯罪摘発の協力をしたり、と詐欺を働いた能力を活かして活躍しています。
元犯罪者でも、能力が高ければ、その能力を最大限に活かそうとする、アメリカはさすがに度量が大きい国だなあ・・・と思います。


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