ダンケルク

最近も映画結構観てますけど、ついレビューが後回しになってしまいます。
先週は『ダンケルク』観ました。

現役の映画監督では僕の中ではクリストファー・ノーランは最高位に位置します。
エンタ-テイメント性も担保しつつ、商業的にも成功させながら、深みを持った作品を作っているという点では、、この監督の右に出る人はいないと思いますね。

ただ、この『ダンケルク』はこれまでの作品とは一線を画していますね。
エンタ-テイメント性よりは社会性を重視している。

実話を元にした映画ということで、期待と不安が入り混じっていました。
ノーランはフィクションこそに手腕を発揮できる監督ではないかと思っていたからです。
お手並み拝見・・・というところでもありました。

ダンケルクの戦いは、僕も名前は知ってましたが、具体的にどういうことが起こっていたのはは知りませんでした。
ヨーロッパ人にとっては歴史的に意義深いのかもしれませんが、僕たち日本人にとっては遠い世界です。
アメリカ人にとってもそうじゃないかなぁ・・・と思うんですが、クリストファーノーランってアメリカ人じゃなくてイギリス人なんですね。
だから、このテーマで映画を撮る意味は深かったんだな。

さて、作品の方ですが・・・

さすがにノーランだけあって、1シーン1シーンが立っていて、印象深いです。
どこかファンタジックな雰囲気さえ醸し出しています。

複数のシチュエーションが同時進行していますが、緊張感を保ちながらシーンの転換を図りつつ、ストーリーを繋いでいく離れ業を成し得ているのは、素晴らしいところです。
この辺のうまさは、初期の『メメント』からあらわれていましたが、ヒットメーカーになって、巨額予算の作品を撮るようになっても、これがあるから他のエンターテインメント作品とは一線を画す質の高いものができるんだと思います。

ただ、このテーマでこの作風の映画であれば、ノーランでなくても撮れるんじゃないかあ・・・と思ったのもまた事実。

スピルバーグに対しても同様の意見ですね。
もちろん、作品の質は凄く高いんですけど、観たいのはもっと別の方向の映画・・・という感じです。


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