BSプレミアムで『日本一のホラ吹き男』をやっていました。
植木等の映画3本目ですね。

出世は運か?努力か?要領か?才能か? ~『ニッポン無責任時代』を観て~(1153本目)

出世競争と派閥争いの中でスイスイと~『ニッポン無責任野郎』~(1154本目)

前2作に勝るとも劣らない面白さ!

ただ、主人公は「単純なお調子者」から「計算高いお調子者」へと変わってきています。

西北大学の学生初等(はじめ・ひとし)は三段跳の選手で1964年東京オリンピックの候補だった。ところが、練習中に誤ってアキレス腱を切ってしまい、出場を断念。療養の為に故郷に帰った等は、偶然にも「ホラ吹き」と呼ばれ続けた先祖・初等之助の自伝を発見する。一浪人に過ぎなかった等之助は大胆にも大名になることを決意し、ホラ吹きと揶揄されながらも徐々にその腕を認められ、ついには二万石の大名となったのだ。「ホラにしてホラにあらず」この言葉に感銘を受けた等は気持ちを新たにし、大企業の増益電気に就職して出世の三段跳びをすると宣言する。しかし、面接試験であっけなく落とされてしまうのだった。一計を案じた彼が取った行動は……。

wikipediaより。

主人公が元アスリートだったり、先祖の自伝を見つけて、そこから学んだりする設定は必要かなぁ・・・なんて思ったりします。

そうした一見無駄なシーンも含めて、全部で1時間30分程度の作品に収まっているので、テンポが良く、スピード感のある映画だと思います。

相変わらず、昭和中期の企業社会の特徴が良く出てます。

学生から一番人気の高い大企業が電機メーカーで、そこで出世することが成功者だったんですねえ。
まあ、いまでもそのルートはエリートコースではありますけどね。

日本企業の特徴は年功序列、終身雇用にあると言われてますが、映画の中ではしっかり成果を出した人が昇進しているし、ポカをやるとクビになったりする。
旧来の日本企業のイメージとはちょっと違いますね。

主人公の初等(はじめひとし)はお調子者ですが、かなり有能な人物として描かれています。

調整や根回しをうまくやりつつも、フライング行為をして既成事実を先に作って、周囲を後に引けないように追い込んだりもする。

最近のIT系の起業家には、ビックマウスでペテン師と言われるような人もいますが、しっかり成果を出して、成功していたりもします。
孫正義なんかそうですね。
でも、映画の主人公はホリエモンなんかの方に近いかな?

主人公は大企業で出世していくことを選択しましたが、いまなら会社を辞めて起業しているでしょうねえ・・・
いま、起業家を主人公にこういう映画を撮れば、面白い作品になるんじゃないかと思います。
でも、植木等級のハマリ役の俳優は、今はいませんねえ。


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