BSプレミアムでやっていた『ダウンタウン物語』。

1930年代、禁酒法時代のマフィアの抗争を扱った映画なんですが・・・

出演者がみんな子供で、子供がマフィアを演じるという、ヘンなミュージカル映画です。
いまの日本で子供がヤクザを演じる映画を作ったりしたら、色んな意味で物議を醸すんじゃないかと思います。
この時代だから撮れた映画かもなあ・・・と思います。

で、戦う武器がパイ投げだったり、クリームが出るマシンガンだったりするし、クラシックカーが足漕ぎ式だったりして、やっぱりヘンなんですよね。
かなり学芸会的なんですけど、ストーリーはしっかりしているし、映像もしっかり作り込まれています。
その辺のギャップが面白いと言えば面白いかな。

本格的なギャング映画としても成立したものを、あえてずらしている感じだと思います。
子供が演じている意味は、ラストシーンまで観るとわかります。

この映画が創られたのが、1976年。
『ゴッドファーザー PART II』の2年後です。

ハードボイルドなギャング映画のパロディとも言えますが、暴力に陥らずにポジティブなメッセージを送りたいという作り手の思いがあったんじゃないかな?
そういう意味で、ゴッドファーザーの副産物として、本作は生まれているとも言えるかも。

ゴッドファーザーシリーズほどの深みや芸術性はないですが、家族でも安心して観られる良い映画です。

本作、13歳のジョディフォスターが出演しています。
他の登場人物と比べても、ひときわ輝いているので、もうこの時点で女優として力量を発揮してたんだなあ。
大女優は生まれつき存在感が違うのかなあ・・・と思わせられました。


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