☆☆ ブログ 沖縄移住で人生リセット!の再録です ☆☆

カフーを待ちわびて

一度で書ききれなかったんで、2回に分けてレビューします。

中年童貞男の妄想的な映画だけど良作『カフーを待ちわびて』①中年童貞男の妄想的な映画だけど良作『カフーを待ちわびて』①


美女がいきなり家にやってきてお嫁さんとして棲みつく・・・
無理があるし、中年オヤジ(に限らず)が妄想しそうな設定なんですが。

アダルトビデオにセックス三昧にふけるわけでもなければ、スティーブンキング作品のように実は女はサイコパスで男が大変な目にあわされる・・・みたいなこともない。

いわば、これは昔話というか、ファンタジーに近いと思えば、受け入れられるかと思います。
助けた鶴が女になって恩返しに来るとか、キツネが人間に化けて嫁に来るとか、そんな感じ。
まあ、幸さんは人間ですが。

沖縄って、いわばファンタジー空間というか、ユートピア的に扱われることも多いです。
沖縄に限らず、都会と地方という図式の中では、地方はそういう扱いをされることが多い。

☆☆ ネタバレあり ☆☆

本作品は、幸が明青を訪ねてくる理由が描かれてるんですね。
なるほど、そういうことだったのか・・・と。
でも、その設定もやっぱり無理があったりしますが。
ウソを誤魔化すために別のウソをついてドツボに嵌っていく、みたいな感もなきにしもあらずですが、ファンタジックな空気感の中、許せてしまうようになるんですよね。
沖縄の風景と、幸役のマイコの透明感ある美しさのなせる業だと思います。

マイコに関しては賛否両論あるようだけど、この役に、満島ひかりや二階堂ふみみたいな演技派女優をあてがっても、そぐわない感あるので、キャストは良いと思います。
有名作品に出ている女優さんではないようですが、さすがに役柄が限定されちゃうのかも。

映画に戻すと、リゾート開発をめぐ。って村が賛否に分かれ、主人公の明青は反対派に・・・みたいなのがサブストーリーとしてあります。
最初は本筋とどう繋がるのか良く分からなかったんですが、後半でリンクしてきます。
主人公は反対派ではあるけど、開発=悪という単純な図式で描かれていない点も共感できます。
現実問題、そんな簡単な話じゃないからねえ。

さて、題名にある「カフー」ですが、方言で「良い知らせ」「幸福」っていう意味なんだそうです。
僕は沖縄では聞いたことないですね。
そもそも、那覇であまり方言は聞きませんからね。
しゃべり方やイントネーションは東京なんかとだいぶ違いますけどね。
「カフー」って「果報」のことかな?なんて思いますが。

タイトルで下敷となっているのは『ゴドーを待ちながら』でしょうね。
ゴドーは結局来なかったけど、カフーは来てくれた。


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