映画、結構観てますけど、レビューが追い付いてない・・・

BSデジタルで観た『あの頃ペニーレインと』。

キャメロン・クロウ監督自身の自伝的映画と言われている作品。

厳格な家庭に育てられた15歳の優等生、ウィリアムが書いた原稿がローリングストーン誌の目に留まり、ロックの世界に没頭していく。
ブレイク寸前のバンドに同行取材するなか、グルーピーの美しい少女ペニー・レインと出会い恋に落ちる。
ところが、ペニーレインはバンドのギタリスト、ラッセルと付き合ってしまい・・・

ありきたりと言えばありきたりなストーリーなんですけど、1970年代という、ロックが若者の反逆の象徴として輝いていた時代と、そこでの、一見華やかながらも本質はいつの時代も変わらない青春時代を活写していて、とても良い感じです。

主人公のウィリアムは飛び級するくらい成績優秀なんですが、こういう主人公ってアメリカのドラマや映画には多いですね。
頭脳明晰な少年が、青春時代を経て、心も成長していく・・・みたいな。
日本だと、がり勉タイプで人付き合いの下手な典型的な優等生像に陥りがちなんですけど、アメリカだと、優等生でも個性的で親近感が湧きやすいキャラクターとして描かれてます。
アメリカ人は優秀な人が好きなんでしょうねえ・・・

音楽に限らず、アート&エンタメの世界では、人間的に問題があったり、もともと社会的な地位とは無縁だった人が創造者として優れていたりするんですよね。
優等生で、優秀な音楽ジャーナリストだが、ギタリストに女を取られてしまうっていうのも、音楽世界の逆転した関係を象徴してる感じもしますね。

いまでも一見の価値ある良い映画です。

『あの頃ペニーレインと』っていう邦題も良いですね。
原題は”Almost Famous”ですが、現代よりもダンゼン良いです!


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