ジーサンズ

シネマパレットリニューアル割引(会員1000円)に惹かれて、また行ってきちゃいました。

観たのは『ジーサンズ はじめての強盗』

邦題がダサすぎる!って話題になった作品でもあります(笑)。
しかし、良くこの邦題が企画会議で通ったなあ・・・
配給会社の社長の「ジーサンズにしよう!」の鶴の一声で決まったとか、そんな感じなんかなぁ。

ちなみに、原題「Going in Style」は、慣用句っぽいですね。
「格好良くやろうぜ!」みたいな感じでしょうか?
どんなにダサい邦題でも、昨今の意味の分からないカタカナ英語そのままよりは良いと思います。

さて、映画のストーリーは、

3人のジイサンが、40年間勤めた企業の再編によって、企業年金が打ち切られてしまった。
困窮した3人は銀行強盗を計画し・・・

というもの。

荒唐無稽と言えば、荒唐無稽です。
そもそも、いま現在において、銀行強盗がうまく行くことはほとんどない。
しかも、シロウトの3人の高齢者ですからねぇ。
彼らが襲う銀行は、一度別の強盗に襲われてます。

そこが面白いところ、とも言えるかもしれませんけどね。

日本でこういう映画作ると「いくら生活に困っているからって、銀行強盗みたな犯罪をおかしちゃダメだろう!! こんな反社会的な映画を公開していいのか?」みたいな批判が出てきて炎上しそうだなあ・・・

映画だけでなく、アメリカのドラマを観ていても思うんですけど、主人公がかなりやんちゃをやっても笑って許されるんですよねえ。
実際の社会がそうだとは限らないけど、フィクションの許容範囲は広そうです。

深刻にならずに、楽しい映画が見たければ、おススメです。

ただ、アメリカ社会の病理とか、高齢者社会の問題みたないところは、ちゃんと描写されてましたね。
アメリカの場合は、国民健康保険もないし、日本人ほど貯蓄熱心ではないから、老後の経済的問題は日本より厳しいんでしょうねぇ。
企業年金が消えると、たしかに大変です。
こういう社会背景があるから、トランプが大統領になったりするんだと思えば、だいぶ納得できます。

日本も「老後破綻」とか「下流老人」とか言われるようになってますので、邦画でもこういうテーマの映画がつくられても良いと思うんだけどなぁ。
まあ、作られたとしても、『ジーサンズ』なんかよりは、暗くて深刻なものになるんでしょうけどね。


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