☆☆ ブログ沖縄移住で人生リセットの再録です ☆☆

ハクソーリッジ

先日『ハクソーリッジ』のレビューを書きました。

もし沖縄移住者が現地で『ハクソーリッジ』を観たら?

この映画に関しては、色々語りたいことがありますね。

まず、監督のメルギブソンについて。
『マッドマックス』シリーズの俳優として知られますけど、クリントイーストウッド同様、名映画監督に転身してたんですよね。

『パッション』を観ましたが、こちらも名作でした。

『パッション』といい、『ハクソーリッジ』といい、名作ではあるんですが、残虐というか、痛々しいというか、目を覆う場面が多くて、何度も見たくなる映画ではないですね。
一回観てお腹いっぱいで消化不良を起こすような感じです。

宗教的、暴力的、マゾヒスティックで、大衆にオススメできる映画とは言い難い。

実際、メルギブソンはかなり信仰に熱い人で、狂信的と言って良い領域に達している。
『ハクソーリッジ』に出てくる日本兵は、狂信的な存在として描かれているんですが、僕にしてみれば、頑なに武力行使を拒みながらも前線に赴く(しかも、婚約した恋人を本国に置いてきている)主人公も狂信的と言ってよい領域に来ていると思います。

なのですが、メルギブソンはアル中で飲酒運転で事故は起こすわ、反ユダヤ主義で、DVで・・・とかなりヤバい人なんですよねえ。

そう言えば、主人公のデズモンド・ドスの父親もアル中でDVですねえ。

この映画って、実話を元にしながらも、メルギブソンの精神性が前面に現れているような気がしてなりませんね。
信心深いのに、どうしようもない自分を懺悔する映画がじゃないかと思います。
主人公のデズモンド・ドスの父親のような存在でありながら、デズモンド・ドスのように生きたいと希求してるんだろうなあ・・・と思ってしまいます。

なので、善人、正義、英雄を描いた映画ではありつつも、かなり屈折した作品だと思います。
本作は。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください