☆☆☆「沖縄移住で人生リセット!」のブログからの転載です。☆☆☆

『ちょっと今から仕事やめてくる』を観てきたんですが、色々と考えさせられました。

去年の年末に仕事を辞めるまでは、結構ハードワーク(ブラック企業ではなかったけど)でした。
いまは、遅くても20時前には帰れますし、休日出勤も基本はありませんし、休日出勤したら代休を取ってます。

地元の人たちと色々と会話するんですが、沖縄にもブラック企業はあるようですね。
ただ、大企業があまり多くはなくて、中小企業でどういう雇用形態を取っているかは、良く分からなくて、実態がつかみにくいというのはありそうです。

完全に勝手な推測ですけど、東京なんかと比べると、比率的にはさほど高くないんじゃないかと思います。
ただ、給料は東京と比べるとかなり安いので、給料の多寡や福利厚生みたいなところをモノサシにすると、完全ブラックが多いですが。

一方で、「必死に働くことが美徳だ」みたいな意識は東京と比べると薄いと思いますし、「会社に長く勤める」という意識も薄いんですよね。
40台前後になっても、正社員にならず、アルバイトや派遣社員でいる人もたくさんいます。
女性はもちろん、男性にもそういう人たちが多い。
逆に、そういうのがレアケースではないので、後ろめたさも薄いみたいなんですよね。

あと、「正社員になっても、会社がつぶれたりするので安泰ではない」と地元の人が言ってました。
沖縄に会社を作って、うまく行かなかったらすぐに会社を潰して撤退してしまうことも多いんだそうです。
そうなると、正社員でも簡単に職を失ってしまう。

正社員にはなかなかなれないし、たとえ鳴れても、会社がつぶれたり、地元から撤退してしまって、非正規や無職に逆戻りしてしまう。

だから、こちらでは公務員、農協、電力会社みたいな安定した職場がいちばん地位が高いんです。

さて、映画の話ですが。。。
正社員という地位にしがみついて、パワハラと長時間労働に耐える主人公を観ていて、同情はしましたけど、僕が日々目にしている、沖縄の労働環境とはだいぶ違うなあ・・・と思いました。

パワハラと長時間残業の中で、精神を病んでいく正社員の苦しみ。
仕事は厳しくないけど、40代になっても低賃金で生活が苦しく、雇用も安定していない非正規雇用者の苦しみ。

それぞれの苦しみがあるんだと思います。
働くことが喜びではなく、苦しみになってしまったのは、一体いつからなんだろう?

そんなことをふと思ってしまいます。

*** ネタバレあり ***

映画のラストでは、主人公は会社を辞めて、友人のヤマモトに誘われて、バヌアツでボランティアを始めます。
新天地で自己回復していく主人公の姿は清々しいんですけど、「彼らの老後は大丈夫かな?」なんて、年寄り臭い心配も思わずしてしまうんですよね。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です