モアナと伝説の海

4月1日はファーストデーで映画が安い!(大人1100円で観られる)
ってことで、『モアナと伝説の海』を観てきました。

報告が遅くなったのは、僕がエイプリルフールにウソと見せかけた本当のことを書いて物議を醸してしまったせいです(!?)。

【告知】沖縄で仕事見つかったんで、移住します。リタイア生活も中断

今回は土曜日で、人気作品だったこともあり、席がドンドン埋まっていたので、事前にネットでチケット買いました。
ところが、ミスって吹き替え版の回を買ってしまいました・・・
映画を見る場合は、僕は必ず字幕で観ます。

特に、今回はアニメミュージカルですからねえ。

吹き替えの声優さんたちも、しっかりやってくれていたとは思うんですけど、やっぱり日本語でやられると違和感あるんですよね。
ブロードウェーミュージカルもそうなんですけど、たとえレベルが高くても、劇団四季が日本語でやると違和感があります。
歌舞伎、能、狂言を英語でやると、日本の伝統芸能とは違ったものになるのと同じ感じだと思います。

吹き替えのことはさておき、作品は文句なく素晴らしいものでしたよ。
とりわけ、映像の素晴らしさは特筆すべきレベルでした。
ディズニーアニメって、いつも映像のレベルは高いんですけど、常に前作を乗り越えて進化させて来るんですよね。
この絶えざる自己革新は称賛に値します。

ストーリーは王道感がありつつも、いいタイミングで新しい展開があって、飽きさせません。
2時間一気に飽きずに見た感じですが、子供から大人まで楽しめる万人向けの作品になってます。

その点では文句のつけようがないし、実際、他の人たちの口コミ評価を観てもとても高いですね。

モアナと伝説の海 – 作品 – Yahoo!映画

称賛ばかりが目立つので、あえて批判的なことを書いてみたいと思います。

ディズニーアニメは、ウォルトディズニー亡き後も、延々と彼の精神が継続しているんですよね。
「イッツ・ア・スモールワールド」精神とでもいうべきものです。
「世界にはいろいろな民族や、価値観を持つ人たちがいるけども、根本はみんな同じ。だから、みんな仲良くできるはず。世界は狭い」という精神です。
ディズニーアニメは、対象とする世界は様々です。
ヨーロッパだったり、中国だったり、アフリカだったり、中東だったり、ラテンアメリカだったり、今回のようなハワイだったりします。
もちろん、異世界のこともあります。
時代も古代から現代まで様々。

ただし、すべての作品で描き出されるのは、アメリカの価値観であり、ディズニーの世界観なんですよね。

『モアナと伝説の海』もそれが顕著にあらわれています。
常にフロンティアに挑み、新しい世界を創造して、より豊かでよりよい社会を作ろう!!
という精神です。

いわゆるアメリカンスピリットで、それを世界レベルでファンタジーとして描くのがディズニーなんですよね。
アメリカという国は、異国から新大陸を開拓し、先住民族を駆逐し、西部へと領土を拡張し、さらに第二次世界大戦で南太平洋にまで進出し、妨害しようとした極東の某国に原爆を落とし・・・ということで、どんどんフロンティアに挑んできた国です。

さて、本作は、モアナという、海を愛し、冒険心に富んだ少女が主人公です。
モアナは、危機に陥った島を救うため、海に乗り出して、命をつかさどる女神テ・フィティの盗まれた心を見つけ出して再び平和な世界を取り戻そうとする・・・

考えてみると、この作品の舞台となっているハワイは、アメリカのフロンティアスピリットによって進出(侵略?)されて、アメリカに併合されてしまうんですよね。
そのハワイの少女が、アメリカンスピリットの体現のために海に乗り出すっていうのは、何とも矛盾を抱えているというか、何というか・・・

でも、こういうことをディズニー好きの女の子に話したりしようもんなら、「なんで、こんな面白い映画に小理屈こねて、貶めようとするんだ、このオヤジは!!」と思われるのがオチなんで、こういう映画は素直に「面白かったね~。映像も美しかったね~。モアナ可愛かったね~。音楽も良かったね~♪」みたいに言っておくのが妥当かと思います。


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