映画の日だったので、映画を観てきました。

ララランド

いま話題の、『ラ・ラ・ランド』!
平日の16:55上映なのに、ほぼ満席。
仕事しろよ! お前ら。

それはさておき。
アカデミー最有力候補の下馬評。
作品賞の受賞は逃したものの、アカデミー賞6部門受賞と、話題性十分の作品です。
ただ、デイミアンチャゼル監督の前作『セッション』は肌に合いませんでしたねえ。

さらに、僕の映画好きの友達(好き嫌いが激しい)が、『ラ・ラ・ランド』を「有名人の学芸的な駄作」と酷評していたので、期待はあまり抱かずに臨みました。

で、鑑賞後の感想としては・・・

うーん。
確かに良くできている。
主演のエマ・ストーンは、過剰な演技はしないながらも表現力があるし、相方のライアンゴズリングも良い。
映像のつくりがとても凝っていて、素晴らしい。
何気ないひとつひとつのシーンが丁寧に作られている。
音楽も素晴らしい。
ミュージカルの王道を、レトロ感を損なわなずに現代にキレイに置き換えられています。
作為的ではないけど、すごく計算しているんだろうなあ、と思わせるつくりになっている。

そういう意味では、非の打ちどころがない映画なんですが・・・
なんだろう?
何かが足りない。

この気持ちは、別の作品でも感じた記憶があるぞ。
そうそう。
『ムーランルージュ』を観たときと近いかも。
本作も、観客の評価がかなり高いんですけど、僕は「ちょっとなあ」という感じでした。

両者ともに、文句のつけようがないのですが、技巧に走り過ぎている感があるというか・・・
日本映画の良作は、技巧も何もないけど、魂がこもっている良作というのがあります。
本作は逆路線かなあ・・・と思っています。
「仏作って入れず」と書くと言いすぎですが、どこか技巧に流れ過ぎているというか、映像に凝り過ぎているというか、そこで「精神」の部分ががやや置き去りになっているというか・・・そんな感じはあります。

*** 以後、ネタバレあり ***

あと、ストーリーがベタすぎるというのもあるかもしれません。
女優を夢見る美女とジャズピアニストを目指すイケメンの恋愛譚。
うーん。ありがち過ぎる!

ほぼ最後まで「予定調和すぎるんじゃないの?」という展開でしたが、最後にちょっと「あれっ!?」という、どんでん返しというか、想定外の展開がありました。
ただ、ここも途中の経緯が描かれていないので、観終わった後、違和感というか、疑問が残ります。
それも計算してやってることかもしれませんけどね。

ミュージカルなので、「観て楽しめればそれでよい!」というのも正しいですし、その点では完璧に条件を満たしているのですけどね。
作品はほぼ完ぺきに作られているので、十分楽しんで見れて、感動もできる・・・というのも間違いないです。

ただ、『セッション』も『ラ・ラ・ランド』も歴史に残る映画ではないんじゃないかなあ、と思います。

まあ、お金払った分は十分に元が取れる映画ですけどね。

うーん。ちょっと評価が難しいなあ。


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