『スポットライト 世紀のスクープ』を観た後、ネットで情報を調べていたら、『大統領の陰謀』という映画が紹介されていました。

『スポットライト・・・』の方のレビューは下記を参照ください。
「スポットライト 世紀のスクープ」は良作だけど、アカデミー作品賞は・・・(1001本目)

新聞記者が権力者のスキャンダルを暴いていく実話を元にした映画ということで、共通しているみたいです。
アカデミー賞8部門にノミネート。
作品賞は逃したものの、4部門を受賞。

アカデミー賞の王道のひとつの方向として、実際の事件をドキュメンタリータッチで描くというのがあるようです。

実際に見てみましたけど、『スポットライト・・・』とだいぶ作風もストーリーも似てますねえ。
『スポットライト・・・』はかなり本作を意識して作られているんじゃないかと思えました。

さて、本作はウォーターゲート事件に伴う、ニクソンのスキャンダルに関するものです。
それを2人の新聞記者が粘り強い取材で暴いていく。
ダスティンホフマンとロバートレッドフォードという、2人の名優が共演してます。
まあ、それだけでも、良作が約束されたようなもんですね(?)。

下手に善悪の対立を描かず、事実を暴く姿を淡々と描いており、その辺は『スポットライト・・・』とも繋がります。
ただ、本作はウォーターゲート事件についてある程度知っていないと、分かりづらいと思います。
事前に多少予習してから見ることをオススメします。

そう言えば、日本ってこういう映画ないですよねえ・・・
ロッキード事件を暴くとか、そういう映画は作られても良いと思いますが。
日本人ってメディアやジャーナリズムに対する不信感が強いので、映画化しても批判されるし、ヒットもしないんでしょうねえ。

何よりも、メディアが権力から独立していないのが問題だと思います。
日本の報道の自由度ランキングは実際低いですしねえ。
それでも、政治も社会秩序もそれなりに安定しているのが、日本のすごいところでもあると思いますがね。

最後は話がそれました。

日本人が見て面白い映画ではないかもしれませんが、日米の社会比較的な視点から見ると、興味深い作品ではあります。


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